animeneko さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

「神様はじめました」の第二期

（総評）
最後のエピソードは、ナナミの生い立ちと両親に付いてのお話だった。
ナナミは結婚はしたくない派の女の子だった。
ナナミの家庭はオヤジがダメダメなギャンブル中毒で生活破綻者でお母さんは苦労させられていたらしい。それをみて育ったナナミは自分は男運が悪いと思い込んでしまって結婚したくないらしい。

ナナミの生い立ちを見せられてトモエはなぐさめてあげたくなるのだった
「だいじょうぶ。今だけだ。お前はいずれ賑やかな家の主になる」

トモエがプロポーズしたのは幼女バージョンのナナミに対してだった。ナナミは覚えていない。幼女とかショタとか好きだなこのアニメ。

幼女バージョンのナナミも可愛かったねー

さて、生い立ちからくるトラウマを乗り越えて、トモエとナナミはゴールインできるのか？とそこまで描くこと無くアニメ第二期は終わってしまった。

悪羅王＝キリヒトのエピソードも決着ついてない。キリヒトは人間のお母さんに愛着がわいたのか、お母さんを助けるために黄泉の国への入り口を壊してしまった。

これ原作はまだ続いているのかな。第三期があれば描かれるがDVD売上があんまりよくないから期待はできないか。

それにしても「花とゆめ」は日本のメルヘンの最後の砦みたいになっているな。頑張って欲しいもんである

さて、評価は難しいか。物語的には、やさしい世界を描いているが、ドラマ性が２期ではより恋愛よりになっているのか？
作画は人物はキレイなんだけど、動きが少ないか。アニメ的な動作がいまいちで作画枚数が足りない感じ。キレイなんだけどね。

音楽的には、アニメにあっていてメルヘンチックで良し。
キャラの可愛さで加点としよう。

（以下過去感想）
神様はじめました、の第二期で二重丸が付くのか。
全１２話。監督、脚本が大地丙太郎。

大地丙太郎さんてお話作りが安定している気がするね。
ワシは第一期みてなけど、第二期第一話だけみたところではとても安定したお話作り、キャラ作りに見える。

お話は、はからずも「神社の神様」？になっちゃった女子高生とその憑神のお話？ちょっと人情話っぽい。ドタバタしながら「神様」の仕事をこなす主人公が魅力かも。

日本の神様は、キリスト教みたいに一神教ではなく、多神教だね。しかも神様といいながら、全知全能ではなく、少なくともこのアニメでは能力は低く、神様というより、妖精や妖怪のたぐいに近い存在みたいだ。

地域の守り神みたいなものなんだろうね。

第二話
{netabare} テンポよく進むアニメだね。
男の子達はみんな美形キャラでナルっぽな。さすが少女マンガ。
主人公・ナナミはカワイイな。
今回は、ナナミが出雲の国にいって神様の会議に出席するまで。
神様といってもみんな人間味あふれる？欠点やら長所やらごたまぜなんだな。
この原作は「花とゆめ」なのか。メルヘン枠だね
{/netabare}

第三話
{netabare} たくさんの神様があつまる会合に読んだのは、一番エラそうな神様。ナナミに黄泉の国に行ってほしいという用事を頼むのだった。
オトヒコと一緒に黄泉の国にいこうとすると、黄泉の国の封印が壊れている。
そして、悪羅王と一緒に黄泉の国に落ちてしまうナナミ。
悪羅王は悪役っぽいけど、ナナミとは相性がいいみたい。
一方、留守番にしているトモエは、主がいないことこれ幸いと遊郭に羽を伸ばしに出かけるのだった。遊郭で語られるトモエの昔話。
ナナミ、黄泉の国でどうなっちゃうの？
{/netabare}

第四話
{netabare} 黄泉の国でさ迷ったナナミとキリヒト（悪羅王）。
ナナミだけなら帰ってイイって黄泉の国の女王様に言われたけど、ナナミはキリヒトを助けなきゃ、という正義感からキリヒトを助けにいっちゃう。
本当は、キリヒトはもう死んでいて、魂が悪羅王だからほっておいてもいいんだけどね。ナナミはそれを知らない。
逃げ出したナナミとキリヒト、黄泉の国の出口までは来たけど出ていけない。
そこへ助けに来たトモエ！かっこよかったぞ。がんばったナナミもよかった。
トモエ、次回でナナミに愛の告白か？
キリヒトこと悪羅王は意外に悪い人柄でもないのかな？
{/netabare}

第五話
{netabare} 黄泉の国をトモエに救われて脱出、出雲の国へと帰還したナナミ。勝手に小槌を使い神使をやめてあやかしに戻った罪で牢に囚われたトモエだったが、神使をやめたことでナナミへの恋ゴロロに気付いてしまう。
あっけなく神使に戻って許されたトモエ、下界にナナミと一緒に見物デート。ナナミへの恋心に落ち着かないトモエ。
先代の神様ミカゲに出会って、人間とあやかしの恋の危険性について教えられるトモエ。ミカゲはトモエの成長を期待するのだった。ナナミはトモエを変えられるのか。

丁寧でやさしい作りのアニメだなあ
{/netabare}

第六話
{netabare} ナナミとトモエ、相思相愛ではあるんだが、人間とあやかしでは寿命が違う。本来なら恋愛できない関係なので、悩んじゃうナナミだった。
家に帰ってナナミは、子どもの天狗・牡丹丸と出会う。牡丹丸カワイイ！
牡丹丸は人を探していたのだった。その人は、なんとクラマだった。展開はやいｗ
{/netabare}

第七話
{netabare} 新キャラが何人も出てきたのでちょっと整理。鞍馬山の天狗さんたち。
真寿郎（しんじゅろう）がクラマ。
牡丹丸（ぼたんまる）がカワイイ小天狗
翠郎（すいろう）がクラマのお兄さん天狗
二郎（じろう）がナナミと出会ってサクラの天女と勘違い？
ナナミが腐ってしまった桜の木を御札の力で咲かせるけど、また散ってしまうのか。

もう、美形キャラとショタキャラどんどん出していく展開なのな
{/netabare}

第八話
{netabare} ジロウはナナミに一目惚れしたみたいだが、乱暴っていうのは変わりがない。
ナナミとトモエ、寝室が同じで布団を並べて寝ることに。ナナミが寝ぼけてトモエの布団に潜り込む。ありがちなラブコメ展開だけど、おもしろい。
僧正坊（そうじょうぼう）さまの病気を治すために、お薬を渡そうとするナナミ達。
子天狗たちがかわいいね。
{/netabare}