退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
新聞読まないオタでも、お金について考えさせられた
新聞賑わす株価、為替レートとは縁のないオタですが、何となくお金のこと真剣に考えたアニメでした。
突然、異世界償還され資産(自分の未来)を賭けて、アセット(召喚獣みたいな?)をパートナーに(超能力?)バトルを繰り広げる。勝てば「ミダスマネー」を現実社会でも使え、負ければ自らの未来(資産)を失うってマネーゲームに参加した人々の群像劇が描かれる作品。
現状の日本経済をモチーフにイメージされた異世界(経済界?)が私個人のイメージにピッタリハマった、経済専門家がレクチャーした世界観だが知識ない素人にも解りやすかったと思う。しかも、専門知識に基ずくウンチク・バトルではなくイメージのみって感じが良かった。また、作中では正しい世界は提示されておらず主人公の葛藤を描く題材にすぎなかった気がする。
作品テーマについてwikiや公式を頼ると
{netabare}異世界「ミダスマネー」によって未来を犠牲に現実社会・経済を守ろうとする、異世界・現実社会のドン三國と
新しい未来へと進もうとする主人公の戦いが示すように
個人ではどうしようもない変動する経済社会の中で、個人「資産(未来)」築き方・生き方を、「お金」の捉え方で考えるってことだと思う。
1話三國のセリフ「金はそれ以上のものか、それ以下のものか」
{/netabare}
ラストは壮大な"夢オチ"みたいな終わり方だったけど、
個人的にはマネーゲームとしか思ってない、株価、為替レートetcですがアニメみて考え直す必要あると思いました(但し「週刊東洋経済」を読もうっては思えませんでしたゴメンナサイ)。