たんぽぽの花 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
魔王物ですが、大罪でも有り
この作品については、私的には評価は低いです。理由は魔王の因子や七つの大罪は他の作品で強い作品が多々にある為、作品のオリジナル性が低いように感じてしまうのです。ストリー的には独裁学園バトルラブコメ?なんか纏まりがないと思えます。キャラや声優さん達の魅力が有るからある程度の作品になっていると思いますが、もし無名の新人声優さんが担当していたら、
もう、どこを評価して良いか解からないと思います。
もちろん、類似する事が悪い訳でも無いです。そう言った作品から、更に良い作品に発展するのもアニメですが、この作品にはそれがイマイチ感じられませんでした。原作が好きな人が居れば、きついコメントで申し訳なく思います。楽しいと思えた人が居ればそれはそれでOKだとも思います。
2期が有り、ストリー展開が個性的になれば面白いかもしれませんね。
お勧め度★2~3で
うんちく~~~
七つの大罪とは?最近多く取り入れ始められた物ですが、実は日本では七つの罪源(ななつのざいげん)が本当の意味とされています。
七つの大罪の歴史はエジプトの4世紀頃の八つの枢要罪として現れ序列が有り「暴食」「色欲」「強欲」「憂鬱」「憤怒」「怠惰」「虚飾」「傲慢」でったが、6世紀後半に改められ。虚飾は傲慢に含まれ、怠惰と憂鬱は一つの大罪とされ、そこに「妬み」今で言う「嫉妬」が加えられ今に伝わるのですが、時代背景で大罪は変わるので今は7の大罪とされる物も同じ意味に近い物は1つにされる可能性は高いと思われます。特に強欲と傲慢はよく、使われる時に一緒に使われる事が多く「強欲で傲慢で我儘」とよく使われるので、将来、2つは我儘で1つになるかも知れませんね。
それに、日本語に直すと「強欲」は「物欲」が正しい表現で意味が少し違ってくる感じが有ります。それらを踏まえてアニメに7つの大罪をモチーフに描かれる作品はもしかしたら後世に伝わらない可能性も有るかもしれません。何かを題材にするとその起源や流れ、言い伝え、変化などをよく知り描く事をしないと、作品的に使えなくなることもあると言う事です。