退会済のユーザー さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
【 だれかのまなざし 】
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=dSKPjZyiCs8
娘と父親と猫の物語。7分を少し切るぐらいの短編アニメだが、
何処にでも転がっているような当たり前のストーリーが
とても愛おしかった。
年頃になって父親を敬遠し、大人になって独り暮らしを始めるも、
自分が守られていた場所の温もりが懐かしいクセに、
何だか素直になれない女の子(女性?)の物語。。
それを、飼われていた猫が語って行きます。
YouTubeで観れるので、興味があったら観て欲しい。
( ここからは単なる想い出 )
この物語とは設定がまるで真逆だった俺の想い出。
転校先の九州の田舎の高校に馴染めず、
友達が出来なかった俺は、学校帰りに1匹の
真っ白な犬を見つけた。
俺は何となく連れて帰り、「ハチ」と名付けた。
それから何時も、俺はハチと一緒に過ごした。
暫くすると、近所の誰かが子犬を家の前に捨てるようになって、
結局、ハチの後に、クロ、チャチャ、メリーがやって来た。
しかし、チャチャは毒殺されてしまい、
結局、ハチ、クロ、メリーの3匹になった。
同じ高校の夜間部の年上の彼女は、
別々に呼ぶのが面倒だったみたいで、
「パックロメリー」とまとめて呼んでいた。。
しかし、高校を出て東京に飛び出して行った俺は、
自然とパックロメリーの事は忘れてしまった。
パックロメリーの友達はお袋に変わった。。
息子と母親と犬という、アニメとは反対の設定だと感じた。
そして、アニメと同じように、お袋から泣きながら電話があって、
ハチが亡くなった事を、冷たい独り暮らしの部屋で聞いた。
なっ!何処にでも普通にこういう話はあるだろ?
まぁ~、俺には娘は居ないが、
アニメの中のお父さんが俺と同じ「こうじ」だったので、
あっさり感情移入してしまった。。ww