たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アニメを作る会社のアニメ(笑)
この作品の中身はアニメ制作会社の中の話が中心です。
アニメを書く作者の話などとはまた別の角度で面白いと思いました。
実際にこんな風にアニメが作られていると感心すると同時に
今まで、制作会社や脚本、監督の事など気にしていなかった自分に気づけました。ただ、作品中の中でのトラブルなどが、実際によくある話なら
仕事をどれだけ愛してるか度で登場人物の好感度が変動しました。
私は見る側の人でその作業自体がアニメのどの重要性に関わるかとかは
全然理解はできませんでしたが、夢を持ち続けている人達の職場の感じは好感を持てました。今はパソコン等でCGなどが活用されているが、
20年以上前の制作会社はそれ以上だったんだろうと古いアニメにも
敬意を改めて持てました。
お勧め度★3
うんちく~~~
と言いたい所ですが、事制作会社の内容は私はまったく把握しておりません
なので、知ったかぶりな発言は控えます。
ただ、一つ言える事は、どんな仕事も諦めるのは簡単でやり通す方が困難で苦しい事が多い、でもそれはその仕事場にいる人の責任で他の人のせいにする事はやはりNGだと思います。この作品でも有りましたが、前の人の仕事が遅れ、次々と後の人が仕事の時間に追われる。これは誰が悪い?
全員とは言いませんが、最初に全員がちゃんと話をまとめて置く事が大事だと思います。
建設工事などでも同じ事が言えます。最初に工事に入る前に行程表を作ります。でも、天候で遅れが出たり、苦情で仕事が進まなかったりと後に響く事も有ります。でも工事はほとんど正確に工程をこなします。それは、最初の話し合いから、すでに色々なトラブルの場合の対処等を徹底し、クレームや苦情の場合の対処、また早く仕事が終わった場合、次の仕事を早められるように、逆に遅れが出た時は人を増やしてでも時間を短縮し、時には現場監督自身作業を手伝うくらいの気持ちと姿勢で仕事をします。もちろん専門の人にはかないませんが、前向きな姿勢は他の人に影響を及ぼすのです。
仕事は一番偉い人がどれだけ優れていても、その姿、行動、発言、で良くもなり、悪くもなる。この作品でも一部無責任な行動を取る人が居ましたが、
逆に前向きな人を見て奮起した場面はどの業界でも同じ様に思えます。
そう言った意味では勉強になるアニメだったと思います。