CC さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ぎる亭くら雲
【ストーリー】2029年、日本はアポカリプスウィルスの突如の蔓延によって大混乱、無政府状態に陥り、超国家組織GHQの統治下に置かれることになった。
2039年、世間やクラスメイトに冷たい視線を向ける男子高校生・桜満集(おうましゅう)は、放課後に憧れの歌手・楪いのりと出会う。
いのりはウェブ上で人気の歌姫だが、裏の顔はレジスタンス組織のメンバーだった。いのりや組織のリーダー・恙神涯らに導かれ、ともに行動するようになった集の右手に「王の刻印」が現れる。印によって集は人の体から「ヴォイド」と呼ばれる物質を引き出して武器として戦う力を得るが、これは同時に“罪の王冠”の物語の始まりでもあった…。(テンプレ)
【キャラ】
・主人公 桜満 集
人の本質を体現する「王の能力」を持っている。
元々、根暗で精神的にナイーブな奴。
この作品は、集が(人間として)成長していくことが中心に描かれている。最後まで情緒不安定でしたが、キャラとして大事に描かれていたのは彼くらい。
・もう一人の主人公 恙神 ガイ
葬儀社の首領。イケメンで強く、集君の憧れ。
彼は人の本質を見極めることができる(人のヴォイドが何か分かる)。集君とは対照的な人物。
・ヒロイン 楪 いのり
歌姫。無表情でミステリアス。能力はアポカリプスウイルス(紫色の結晶化)を歌で抑えることができる。
彼女の内面の変化のこの作品の見所の一つだろう。
【総評】
ゴツイ世界観の割には設定・デザイン・展開に既視感を感じてしまう内容であった。説明足らずな気もするのですが、私に理解力がないのもあって設定を良く飲み込めなかったですね。
主人公が根暗なので空気重いというか雰囲気悪い作品でしたね。ギスギスとした感じです。かなり言葉足らずですが、あんまり面白くなかったです。
【最後に…】
この作品の良い点・難点・悪い点を良く理解したうえで、後日追記すると思います。