animeneko さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
大ヒット癒し系アニメ 惑星改造後の火星が舞台
第一期の再放送を視聴。2005の作品。このアニメ大人気で三期まで作られた?
テラフォーミングの後、つまり惑星改造後の火星が舞台。
惑星改造で水が豊富となった街、水の都、ニューベネチアで、ゴンドラの船頭=ウンディーネの仕事の修行をしている、水無灯里(みずなし あかり)が主人公。アカリはのんびりとした明るい癒し系の性格。
この場合、聖地を火星としていいのか?SFなんだけど、癒し系のんびり系のアニメってめずらしいかも。SFといっても、メカが売りということはなくて、ほとんどメカ出てこない。観光用のゴンドラも木造の普通のゴンドラ船だし、他にもSF要素らしきものって空に浮かんでいる飛行船らしきものと飛行機ぐらい?
ニューベネチアの町並みもイタリアのベネチアがモデルみたいでほぼ同じような町並み。ここまでくると、イタリアのベネチアを舞台にしてもよかったんじゃないかと思えてくるけど、SF要素、というより作者のやりたかった設定がいろいろありそう。ウンディーナはみんな女性とか、火星ネコとかかなあ。
最終話の一つ前で、アカリはタイムトリップをするんだけど、これが木造の橋を渡っていった先で過去の火星にいくことになるファンタジー風味のエピソードだった。
このアニメは全体がとにかくファンタジー風味で、やさしく癒し系のゆったり日常系アニメだった。どの話をとってもとにかく時間の流れがゆったりとしてスローペースで急ぐことがない。
登場人物達は、基本、ゴンドラにのるウンディーネ達とその周辺、および観光できている人たちでみんなやさしくていい人達。
日常系といいながらもきちんと男性も出てくるし、ウンディーネ達は恋愛もするのかな?最終話では、先輩のアリシアさんが妊娠したことを示唆していたようだ?
このアニメの魅力は、やさしくカワイイウンディーネ達だよねえ。みんなニューベネチアにいって彼女らに逢いたいんじゃなかろうか?
火星をあんなふうに惑星改造できたらいいだろうね。
監督が、佐藤順一。ケロロ軍曹で知っていた人だけど、今年はロボアニメのM3を作った人。作風がM3とまるで違って驚いたw佐藤監督はM3路線じゃなくARIA路線での作品作りを希望します。