missing31 さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
熱さ不足
前作ほどでは無いにしろ、起承転結もしっかりしており、
序盤~中盤の盛り上がりや複線、背景描写もよく描けている。
ただ、序盤~中盤の盛り上がりに対して
後半の尻すぼみ感が残念だった。
ストーリーは悪くなかったのだが・・・
笑い男意識しすぎ?な敵キャラの演技、演出の面において
盛り上がりに欠け、淡々とラストを迎えてしまった。
全体としては体制と反体制、体制側の主人公自身も体制を常に監視している
攻殻のSTAND ALONE CONPLEX に近しい内容だが、いまいち。
前作のマキシマムさんが最高すぎたのかも知れないが。。。
いまいち盛り上がりに欠けたもうひとつの原因はアカネの態度の曖昧さ。
前作ではコウガミが分かりやすい感情キャラで、アカネはそれを
追っかけるも、序盤で親友を殺されているので、コウガミと自分の間で
何度も揺れてしまう、その感情的なアカネが良かった。
後輩も出来て、いろいろ経験した成長したアカネ。
序盤はまだ良かったが、後半のサイボーグ感がもうやばい。
ずっと感情的で、揺れ続けて、それでも信念を曲げない強い女性、
そう描けたらソコソコ面白くなったのかなぁと思うのだが。
あとは敵キャラ。
全員糞ショッボイ。アウト。