pister さんの感想・評価
2.2
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
思った通りというかなんというか
fateっていう作品(世界)があって、これはそれの前哨戦って位置づけよね?
要は始まる前から完結しないことが分かってる作品。
これを見るには、スッキリしない・何も解決しないまま終わることを覚悟しないといけない。
で、実際に覚悟して見てみた感想は…
{netabare}
あーハイハイ、大変ッスね、という乾いたモノでしかなかった。
分かってはいたけどさ…作品自体が回想話なのに、そこに更に回想回を2話突っ込んだり、正直クドい。
セイバーがミキサー大帝に火事場のクソ力を分離されるが如く、左手を封じられたのは尺稼ぎにしか思えなかった。
実際、聖杯戦争出場者がなっかなか退場しない。
こんなん1期のウチに9割敗退でいいでしょ、どうせキリツグの回想で尺使うならさ。
結局最後はバトルやってドカーンのズバーンなのだから、屁理屈を小難しく語られてもお寒いだけだし…(解決しないのが分かってるので尚更)。
最も正論(真理)に近い者が勝者になるとかならまだしも、そんなこと無いのだし。
というか、キリツグが聖杯に触れて願いの真実を知ってビビって尻尾巻いて逃げるって、どこのギャグだ?
結局キリツグの信念なんてその程度で、それこそそこまで築いた屁理屈をブチ壊すという、まぁ酷いマッチポンプを見させられた感が強い。
所詮「完結させてはいけない状態」で話を作るとこれが限界といったところなんだろうか。
覚悟はしていたが、それの下を行く出来だった、というのが率直な感想。
{/netabare}