Kuzuryujin さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ディズニーアニメの中ではベスト3に必ず入る
2008年ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ製作
CGIアニメ映画。96分
※ 以下のレビューは、2013年12月に某サイトに自身が投稿したものに加筆修正したものです。
5年ほど前にDVDレンタルで初鑑賞。
以来、記憶では定期的に2Dで5回ほど観た後に3D版も観ました。
3D版では、キャラクターの可愛さ、アクションシーンの迫力が増して新鮮でとても良かったです!!
特に毛並みがリアルに感じ、思わずキャラクターに触りたくなります。
内容では、{netabare}
愛から見放されていた猫のミトンズ、孤独だったハムスターのライノが
最後にボルトとペニーと共に本当の家族になれたところがこの作品で一番好きな点。
一番感情移入できたのは、主人公ではなくミトンズでした。
家族がいて仲間がいることがいかに幸せなことか観るたびにしみじみ実感します。
エンドロールの後日の楽しげな家族風景の紙芝居のような手書き風アニメで毎回ホロリとします。
このとき流れる軽快な「I Thought I Lost You」も最高!
劇中歌のカントリー調の「生まれ変わった僕」(Barking at the Moon)も曲とバックの映像共にセンスがいい!!
すっとぼけた鳩たちのギャグもツボで、笑いあり涙ありの、
自分探しと自分の居場所を見つけるためのロードムービーとして最高です。
{/netabare}
吹替え版も良くできていて、特にミトンズ役の江角マキコさん、ライノ役の天野ひろゆきさんがお気に入り。
製作総指揮にジョン・ラセターさんが入ると本当に子供から大人まで安心して観れる良作になりますね。
ぜひ、家族そろって観て下さい。