ストン さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ツッコミどころは満載だけど、古き良き様式美です
コレは私が小学生の時に映画館で観た覚えがあります。
その時はとにかく怖い印象が大きかったのですが、
30年近く経った今、見直ししてみたら、なかなか楽しかった^^
ストーリーは、
地球を滅ぼそうとする幻魔大王の手先と、
地球を代表する7人の超能力者と長い眠りから目覚めた異星のサイボーグが戦うものです。
原作 石森章太郎
作画 大友克洋
監督 りんたろう
と、
当時の角川アニメとしても、今から見ても一級の人間が作っているだけあって、
30年前のものというレベルを超えていると思います。
まぁ、読んだことはないんだけど、
長い原作を2時間にまとめるためにかなりはしょっている部分はあるし、
仲間が全員揃った段階でラストに突入という感じになってしまった感はあります。
そのせいで仲間一人一人の能力や背景について掘り下げることができなかったのはちょっと残念です。
また、古き良き様式美というか、
「なんでそんな回りくどいことすんの?」
や
「必殺技あるなら最初から出せよ」
とか
「飛び道具持ってるのになんで格闘するのか」
的なツッコミどころはありますが、
それを仮面ライダーやウルトラマンに対して言ってはいけないのと同様です。
あえてスルーしましょう。
あと、今になって気づいたのだけど、
実は声優陣も豪華だったんですね。
時間があれば一度見てみてもいいかも、程度におすすめします。