oneandonly さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
震災への備えを思い出す作品
世界観:5
ストーリー:6
リアリティ:5
キャラクター:6
情感:8
合計:30
夏休み、主人公(未来)とその弟(悠貴)がお台場に遊びに来ていた時に、マグニチュード8.0の首都直下大地震に遭い、帰る方向が同じだったバイク便ライダー(真理)と一緒に自宅まで帰る物語。
東日本大震災以前に放映されたもので、今では容易に取り上げられない題材だろう。大震災も数年経てば、水や食糧を確保しておく等の防災意識は薄れてくるものだし、意識を高めるために、見ていない方は見ておいても良いかも。涙は保証します。
{netabare}あくまでも現実世界の延長で描かれた作品のため、設定の面白さがあるわけではないし、ストーリーも基本的には家に帰るまでの話。ラストへの演出の仕方がややリアリティに欠ける面があるのも仕方がないです(特に、ネタバレを知ってしまうと辛いかもしれません)、自分はネタバレを知りませんでしたが、おかしいことに気付いてきて、最終話では涙腺崩壊させられました。お涙頂戴ものは好きじゃないですが、何度見返してもねじ伏せられるように涙が出ると思います。
悠貴がかわいい良い子すぎるんですよね~。{/netabare}
まだ、ネタバレを知らない方は、知らないままで見るべきです!
<2019.1.15追記>
さよ朝で言及した作品、また、評価を微修正するということで、久しぶりにラストシーンを視聴しました。それまでの話をすっ飛ばしても、思い出して涙腺を揺さぶられましたが、以前ほどではなかったです。
ネタバレ部分のリアリティは微妙ですが、震災への備えを思い出すためにも未視聴の方にはおすすめです。