青陽 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
おや〜っ!?ここでレビューがグロウされましたっ
タイトルが久野ボイスで再生されたあなたはラジオリスナーですね?
久野柳徹子が好きで堪らないんでしょう?
…これがピーピングアナライズです。
ちなみに私は「早く進行してください」と
「メール届いてる!読むっ!」がお気に入りです
☆ボールペンを持ってる人がいたら警戒すべし!☆
人は傘で死ぬし(アナザー)、殺せるし
鉛筆を胸ポケットに入れて車を運転していたら、事故った衝撃で鉛筆が頭部に突き刺さった というニュースを聞いたことあるし…
この作品を観て
日常品でも尖っているものは危険なんだなあと改めて思いました。
本編のように誰かから怨みを買ってなくとも、ボールペン持ってる人が躓いてグサーッ…あり得ない話ではない。
先端恐怖症の人は危険に対する警戒が鋭いという観点では、生き物として正しい状態なのかもしれません。
あきらっきーは2期になって単なる面白いクズでなく、可哀想な存在でもあることがわかってきましたね
まさかあの頬の傷はあんな風につけられたものだとは。てっきり聖痕のように朝目覚めたら勝手に傷ができてたのかと思ってた…。あれはキツい…普通の女の子でも辛いだろうに、モデルとして活躍してきたあきらっきーはもっと…でしょう。
セレクターとしてもモデルとしても終わり、ふさぎこんで居た彼女を照らしたのはウリス(どす黒い闇)
デレデレなあきらぶりー→依存しすぎてヤンデレに…
クレイジーあきらとあきらぶりーが瞬時に入れ替わるあの演技は凄い!もし収録現場を生で見れたら笑いを超えて感動が沸き起こること間違いなしです。
なんとも刺激的な彼女だけど最も衝撃を受けたのは
「あきらっきーじゃない…私は蒼井晶だ」ってセリフ
なんだろう、置き去りにされたような寂しさが。子どもの頃、夏祭りで家族とはぐれたときより置いてかれた感が強かった。
…今思えばあれはあきらっきーの終わり=あきらの活躍の終わりを示唆していたのでしょう。
「何度だってウリスを傷つけてその度に願いの力で治し、けして忘れられない存在になる」そう宣誓した直後のバトルでウリスは再び夢限少女となり、あきらの前から完全に姿を消した。
つまり蒼井晶を支えるもの、生きる原動力のようなものが完全に無くなったわけです。
バトルの後 いおなはビルから出てくるシーンがありましたが、たしか晶は無かった……ビルの中で呆然としている姿が目に浮かびます。
ちなみに
いおなが、本来のいおながね
とても素敵な声をしてて
あゝwixoss観てて良かったと心から思いました。
いおなも本当は優しくて、自分の境遇に悩んじゃうような普通の女の子だったんだな〜。
☆それにしても
いおな=黒の少女…これ絶対ミスリードや!マユが黒の少女だろ!本当はタマが白の少女だけど、記憶奪ってマユが白の少女に成り代
わってるパターンだよ
…などと思っていたけど
マユは黒であり白であり彼女たちやセレクターを生み出したママだった!なるほど、そういうパターンか
白)たま←まゆ→ゆき(黒
全ては独りの可哀想な少女から始まった。Itと呼ばれた子
でもメイドさんがいるってことは金持ちの家の娘?秘匿せねばならない存在、望まれない子どもだったのかな。おそらく親父が畜生
まゆがメイドをメイドとして認識していないってことは彼女と話したことないし、自分の出自も知らないのだろう。他者と会話もせず おそらく教育も受けずに絵本の文字が読めている…一体 どうやって言語を学んだのかは謎だけど、そこは重要じゃないし突っ込んだら負けなんだろう。
自由の無い生活への恨み、ほかの人間への妬み…そんな負の感情があの救いの無いルールに繋がっていたとはね。
まゆのように環境で悪になるような奴とは違い、ウリスは生まれついての悪。黒の少女より黒い少女。
ディズニーよろしく、やはりどうしようもないレベルの極悪は完全に倒されて終わるんだな。
まどマギとは違い
感情の渦から生み出されたシステムだったから
感情的に訴えることで根本から問題を解消できたんだね。
まどマギもこれくらい救いのあるラストになってくれるといいんだけどなぁ。やっぱり女の子は笑顔が1番だよ。
残酷なストーリー展開に惹きつけられ、衝撃的な結末で余韻が残るパターンもいいけど
最後はすっきりハッピーエンド、それが1番だよ。
ってか1期の終わりで劇場版の制作を検討中って言ってたけど
これだけ綺麗に終わってやることあるのかな?
☆最終回EDで
ミルルン←激カワ!
ピルルク
アン
花代さん
エルドラ←あの回ではちよりとの友情に泣かされたから現れたときはすごく嬉しかった!るうと友だちになろうと頑張るちよりをひょこっと見てて可愛い!
緑子←ルリグのときより断然可愛い!
たちルリグの元の姿が見られてなんだかとても微笑ましい気持ちになった。
ユキは映ってたのか?見逃したのかな、わからなかった
他にも見逃してるキャラいたのかな。
花代さんが居た公園に立派なツインテールの少女が映ってたけどあれは元ルリグ…?
また{netabare}
途中でフェードアウトした
あきらっきーが真のあきらっきーになってたのはとってもあきらっきーな気分になれてあきらっきーだった。
セレクターバトルから解放されれば、あきらっきーは笑顔が素敵なあきらっきーなんだよね。
たしか 前にwixossラジオで赤崎さんが出たときに
「あきらっきーはちょっとアレな感じに見えるけど本当は純粋な子なんだよ」
…的なことを言っていたはず。
そう、蒼井晶とはそういう女の子なのです。
彼女が知ってしまったのは
負の感情に満ちたセレクターバトル。そして黒の少女時代のいおな(ゆき)やウリスという存在が周りに居たから黒く染まってしまい、あのような歪みを抱えてしまったのだと思います。その後あきらぶりーになったのも
傷ついた自分を優しく受け入れてくれたウリスへの盲愛によるもの。憎悪も愛情も、彼女はひたすらに一直線なのです。
もし周りにいたのがるう達だったら、願いもセレクターとしても大きく異なる人物になっていたことでしょう。
「あんたはフローレス…ゆえに危うくもあるんだわね」という評価がピッタリなキャラ。
つまり
あきらっきーはぴゅあぴゅあがーるだということです!
これから先は
本来の優しい いおなと共に綺麗なあきらっきーとして活躍していくとこでしょう。あのいかれっぷりが見られないのは少し寂しくもありますが、あきらっきーがはぴはっぴーに暮らせるのが1番いいんです。
{/netabare}
そして最後に登場した
制服姿のたま…あれは幻影ではないはず!
私はその可能性を選択したい