名無氏 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
男向けのアニメ
ハードボイルドガンアクションアニメ。
{netabare}
アツすぎてなんだかこちらが恥ずかしくなる作品でした。
でも、「自分の魂に生きた男たち」の記録ですね。仲間、友情、絆。感動しました。
印象に残ったのはやはり、ラストシーンです。
「お前を撃つなんて できないよ」
相棒と過ごした日々がテロップで流れます。
あれだけ敵を殺しまくってきた主人公の手を止めたのは、親友だったのです。
親友との絆が彼の魂に刻まれていたんですね。
男の本質は何年たっても変わらない。良く言えば純粋、悪く言えば幼稚です。
自分の死を利用して出世し、最愛の者を手にかけた者であっても、親友なんですね。
それだけ二人が過ごした日々は特別で、意義深いものなのでしょう。
きっと主人公は自分が死ぬときにわかっていたのかも知れません。
「親友の真実を知っていた」にも関わらず、銃の引き金を引かなかった。
内心では、きっと親友を信じていたのです。
そして何十年ぶりに親友に出くわした時も、きっと彼は信じたのでしょう。
{/netabare}
男の友情って何年経っても変わらないんですね。