ふの人 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
これが最期なのか…?
1期・2期、そして3期、まさかの4期を経てついにここまで来た、
まさに最果てまでたどり着いてしまった。
寒いんだか暖かいんだかよくわからない時期の、
アンニュイな気持ちの描写は、独特の雰囲気でしたね。
まぁ一応受験、そして就活を一通り経験してはいるけど、
宮子の「今の自分と未来の今の自分の為」っていう言葉は
その未来に今立っている自分からみたらどうだろうって考えると
大正解でもあるし、大間違いでもあるんだよなって思った。
結局、どうして中3と高3でその進路を選んだのか、
後になってみたらかなり謎すぎる面が自分の中にあるので
人生ホントどうなるかわからんもんですな、と。
たぶん高校までの自分だったら、宮ちゃんの言葉、
全面同意できたはずなんだけど、今となってはすでに遅し。
それはそうとチョーさんの声を聴いた瞬間つい笑ってしまった。
せっかくのシーンなのに、やっぱりあのラジオは罪作りだ…。
あからさまに泣かせて来るような描写もなく、
いつも通りのひだまりに終始していたので、
「お、こんなもんか?」って感じの終わり方だったけれど、
それでも「こんなもん」で良かったのかもしれない。
ひだまりスケッチはひだまりスケッチなのであって
それ以上でもそれ以下でもない煮え切らないものなのだから。
でもまぁ、虚無感は残りますよね。