Baal さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ε>0とする。n→∞ ⇒ |(現実世界)n ー (仮想世界)n|<ε この時何が映るのだろうか・・・
川原礫によるライトノベルを原作とする作品で
アニメ第二期である。全24話、原作未読。
第一期はまだ見ていません。
物語は三部構成でファントム・バレット編、キャリバー編
マザーズ・ロザリオ編です。それぞれ14話、3話、7話
の作りになっています。
ファントム・バレット編
「ガンゲイル・オンライン(GGO)」に出現した謎の
プレイヤーとそれに関わる不可解な変死事件の調査を
キリトは依頼されて・・・
近接戦闘スタイルが好みの私には少し退屈な話だったと
思います。銃を使う世界で過去の忌まわしき因縁(1期を見て
いないので詳しいことはよく分からないのですが)が
この世界で出会った「シノン」という人物とキリトに
与えている影響は計り知れない。その上でその二人が
それぞれの過去の出来事の記憶に立ち向かってお互いの
絆を深めていく所は良かったと思います。
キャリバー編
あるクエストにまつわる話です。
キリトが戻ってきてからでしたが、正直な所この三つの話
の中ではこの話が一番好きです。いかにもゲームしてるよって
いう感じがとってもしていてそれにキリト達が脳筋パーティ
というところが私がMMORPGをやっていた時の戦闘スタイル
とかなりかぶっていて戦闘シーンがやっぱりこうでなくちゃ
という感じで良かったからです。まあパーティを組むときは
まともに考えていますがね(笑)
私はスピード重視よりも一撃でという方が好きです。
(やっていた頃はそのスタイルだったもので)
マザーズ・ロザリオ編
「絶剣」という剣士が現れ、オリジナルソードスキルを賭け
一対一のデュエルをやっていた。キリトすら破ったその腕に
興味を持ったアスナは自分も「絶剣」に勝負を挑む・・・
アスナがメインとなって進んでいきますが、ゲームでの
というよりもゲームの仮想世界の裏には必ず現実があり、
その中で迷いを持ちながら「絶剣」ことユウキと出会い
彼らのパーティの真実を目の当たりにしながらも互いに
乗り越えなければならない壁に向かっていくところが
良かったと思います。
前半は微妙でしたが後半は楽しかったと思います。
曲もOPは二曲ともいい曲だとは思うのですが個人的には
後半の方が好きかなという感じです。
一期を見ずにだったので一期であった背景知識がないまま
だったので思いっきり入り込むことはできなかったように
思いますが、それでも面白かったと思います。
◆個人的点数評価 82.16点