mio♡美桜 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
みゆぅき+結城+ユウキ+悠木=⁈
{netabare}
タイトルの問題の答え。
私なりに導き出したこのアニメのキーワードは
「勇気」でした。
ストーリーに関しては大変な有名な作品ですので
端折らさせて頂きます。ごめんなさい。
1クール目のファントム・バレット編では新ヒロイン・
シノンちゃんを我等、CV:沢城みゆぅき(ちょっと無理
ある?)お姉さまが演じてくれました。
シノンが抱える忌わしい過去の記憶。
その記憶と正面から対峙する事を避けていたシノンが、
最後は勇気を出してその当時の被害者と会い、掛けられた
言葉により救われ、一歩前に進む事ができました。
キリトも同様に今まで避けるようにしていたSAOでの
忌わしい過去の出来事に正面からぶつかり、デスガン一味
を逮捕に導きました。
(シノンを襲った変態野郎・新川役を演じた東京喰種・金木
君役でお馴染みの花江さんの怪演には申し訳無いですが
笑っちゃいましたw
あまりの変態っぷりに…グッジョブです!流石です!
どちらにも共通していたのは、
忌まわしい過去から前に進む勇気だったと思います。
2クール目のエクスキャリバー編はワイワイガヤガヤの
冒険活劇みたいで楽しかったですよ。
銃の世界から剣の世界に戻るのにはちょうど良い
ワンクッションだったと思います。
あっでも、もう終わりっ?って感じでちょっと物足り
なさが残ったかなぁ。
問題はマザーズ・ロザリオ編。
あのOPとEDは反則です。(良い意味で)
禁則事項です!
ホントに…
私、原作は未読なんですけど、SAOシリーズってかなり
世界観とかストーリーが曲に反映されてると思うんです。
だから少なからず悲しい結末が鈍感な私でも予想出来まし
た。
22話辺りからOP・ED聴くたび毎週切ない気持ちに
なりました。
アスナの結城、新ヒロインのユウキとユウキの
CV:悠木碧さん。
この3つ「ゆうき」が融合して、新たな勇気が誕生
しました。
悩むアスナにユウキが言った言葉。
「ぶつからなければ、伝わらない事もある。」
この言葉でアスナも前に一歩進むことが出来ました。
人に言われるととても簡単で当たり前の様な事だけど、
私達もリアルでは結構面倒くさがったり、自分が傷つく
のを恐れて回避したり、目を逸らしがちな事だと思います。
どのストーリーにも共通していたのが、日常目を逸らして
いた障壁に正面からぶつかり、それを乗り越えていく勇気
だったと思います。
それを最後にユウキが教えてくれました。
常に難病と戦い続けていたユウキだからこそ、
重みのある言葉でした。
本当に有難う、ユウキ。
ユウキ役の悠木碧さんの熱演にも鳥肌が立つくらい
感動、素晴らしい演技だったと思います。
全てのOP/EDとも世界観を反映した素敵な曲ばかりで、
作画も1期同様素晴らしいです。
ここまで作画、脚本、キャラ、曲、声優の要素が
ハイレベルで楽しめるアニメはそうそうないと
私は思います。
仮想世界と現実世界。
いつの日か、その垣根が取り払われる時が
来るのでしょうか?
楽しみな様で怖い様な…。
{/netabare}