退会済のユーザー さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
カラッと笑えた
見栄を張った女の子の嘘に付き合う高飛車イケメン男子。
どっちもどっちなお二人さんで。
二人の表情が楽しかったのと、ぎこちない二人に立ちはだかる問題を、一話ごと丁寧に追っていたのでついつい次も観てしまっていました。結構笑えるところが多かったです。
キョウヤ君は顔はイイけど「発想が非モテ男子」というくだりがあり。外ヅラに反して、中身がわりと暗いんです。
強気なセリフ群(「こいつ、俺のだから」「お前は俺の犬だろ」等)を、いたたまれなくさせていないのは、今風の少女漫画のイケメン男子の美しい表情の描写と、嫌味なのに嫌味にならない品のある声優さんの演技力が多大でした。
イケメンで不器用って、何しても普通よりリードしてるような…合わせ技でむしろ点数上がってるんじゃないのかと…
ずるいなーー( ̄▽ ̄)とは思いました。
主人公は見栄張る友達付き合いが嫌にならないのかな??と見守っていたところ。
既成事実でいつの間にか当たり前に友達になり、「落ち込んでる時は、さりげなく励まそうとしてくれるんだよ」なんて彼女達のいい所もわかるようになって。ヨカッタネ
元々親友だった別クラスの友達が呆れながらズバズバと主人公にアドバイスしていたり、キョウヤ君にも体育会系の健全すぎる友達が居たりと、価値観が微妙に違う子達が共存しているのが好感でした。
9話、10話が良かったです。
キョウヤ君の周りに友達が増え、さりげなくいい事言ってくれるんですね。
こいつらが、キョウヤ君が素直になれますよォォーに!!、と念を送るシーンがむちゃくちゃおかしくて、爆笑しました。
なんかこう、線の太い作品でした。絵じゃなくて。絵もかな。いい意味で繊細じゃないカラッと笑える作品でした。