ルカワ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 2.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
可能性=√?
主人公秋山奏、幼馴染の佐々木佳織、会長の学年主席支倉愛理、令嬢華宮凪沙、交換留学生である長船・KENNY・英太郎は皆同じ内浜学園の天文学会のメンバー。
ある日奏は学校で全裸で倒れていた謎の少女ゆいを見つける。
彼女を加えた天文学会は構内に現れる幽霊などについて調査し始める・・・というストーリー。
最初の方で告白イベントがあり、展開が早いなと思って見ていたところまさかのヒロインの事故。そして時間はまき戻る・・・という展開に一瞬びっくりしました。
典型的なラブコメかな?と思っていたらループものでしたね。
そのループを謎の少女ゆいが握っているということで彼女の存在は謎のまま物語が進行してゆき、奏とゆいの関係が気になって行きました。
少し味のある作画(決して嫌いではないです寧ろ好きでした)、ノスタルジックなメロディーと相まって切なくなる内容でしたね。
ラストは佳織endともゆいendともとれる終わり方でしたがハッピーなのかどうかは難しいところでしたね。
ゆいは将来作られてもまた過去に送り出されてしまうかもしれないですし、奏と一緒に過ごすことがあまりないかもしれません。
愛理に関しては可哀想すぎます・・・彼女には報われてほしいですね。
凪沙先輩の話もありましたが、あの話で確かに先輩のことをよく知ることができて一層彼女が魅力的にはなりましたが、12話という短い中で佳織とゆいの二人を中心に進めたことを考えてもこの分をもう少し二人の話に割いても良かったのではないかと思いました。
総合的にはどこかノスタルジックで私の好きな多元宇宙に関する内容がとても好きでした。