みかみ(みみかき) さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:途中で断念した
勝手分類
富樫さんは、よくわからん。
「よくわからん」というのは、単純に「おもしろくない」ということの言い換えで使う場合が多いのだけれども、富樫さんの場合は別で「おもしろいのは間違いないけれども、なんか、いままでの基準とぜんぜん違うところで勝負されているので、何か言語化しがたい」という意味で、よくわからん。
ちなみに、幽白は、中学生のときに読んでいて、なんか、「ナニコレなんか厨二病シニシズムが中途半端にまざってんなー、あー勘弁だわー」とか思ってた。そのときのわたしは、嫌な中学生だったな、と思うんだけど。
で、いま、Hunter×Hunterは、ベタに好きです。すごいと思ってます。Hunter×Hunterの何が、どうみたいのをきっちり説明しようと思うとけっこう大変だと思うのだけれども、
■某ラスコーリニコフさん向け
分類だけど、ちょっと違う印象をもっていたので、自分バージョン
【天才系。別名ゲテモノ系。別名、愛すべき馬鹿】
一歩間違えればただのDQN。超能力高いDQN。
・刃牙。板垣さんは極めてわかりやすい愛すべき馬鹿
・福本
・ジョジョ
・士郎正宗
・富野…は気質的にはそっち系なのは激しく理解。作品としてはいまひとつよくわらず。
(未読/未視聴)田中芳樹、尾玉なみえ
【超秀才系作品】
1:比較的ベタな手法の超秀才の究極。これはこれで天才とも言える―浦沢直樹、スラムダンク
2:手法的にけっこう冒険してるが、リミックス能力と最終的な仕上げ水準の高さが意味不明で、これはこれで天才:エヴァ、ハルヒ、まどか☆マギカ、(神山健治版の)攻殻、デスノート(大場つぐみ)、コードギアス(谷口悟朗)、『Hunter×Hunter』(富樫は自分の中ではここ)、けいおん!もこっち。『蒼天航路』は、李學仁はよくわからないけど王欣太は他のもの読むと「天才描写」に対する手法的なややあざとい自覚も感じる。
3:単純に能力高い系:とある魔術
(謎):銀魂はよくわかりません。
【メジャー路線どストレート。】
1)本人のこだわりを感じない系メジャー:コナン、10巻以後のブリーチ。
2)本人的にはなんかありそう系:ワンピース、初期のブリーチ、犬夜叉
少年サンデー系は、少なくとも70年代後半~80年代初期にああいうう市場を開拓しようとしていたときのメンタリティは、ある種の超秀才系だったはずで(昔のあだち充とか、高橋留美子とか)、それが10年以上も続くと、同じ事をやり続けることが、それは一体なんなんだ、という感じになってくる。ので、若干評価がむずかしい。ゆうきまさみだけは、なんか特殊ポジションだけど…。
あと、まあジャンプはやっぱり、新機軸を打ち出すことになんだかんだで熱心というか、ジャンプは超秀才系の能力を鍛えあげることに常に熱心で、サンデーはなんか90年以後は安定路線の商売を続けている、としか言いようがないよね。