「おおかみこどもの雨と雪(アニメ映画)」

総合得点
85.0
感想・評価
1830
棚に入れた
9987
ランキング
258
★★★★☆ 3.9 (1830)
物語
4.0
作画
4.2
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.9

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ネタバレ

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

親の心子知らず、、、だがそれでいい。

主人公(女子大生?)がある日気になった青年。
少しずつ近づいていき、ついには青年が狼男だと知らされます。
それでも2人は愛し合い、姉、弟の兄弟を授かります。
しかし時を同じくして青年の死。

主人公はこの2人の子供を自力のみで育てる事になります。
それだけでも大変なことなのに子どもたちは親の血を受け継いで
いるのです。つまり狼の姿にもなれるという事。

人前で狼の姿を見せる訳にいかない主人公は生活の地をある田舎へ
移して日々を過ごすことになります。

田舎といっても生きてゆくために人との交流を完全断つ訳には
いきません。それに子供たちにも学校へ通うという課題があります。

月日が流れ子供たちは様々な経験をし、だんだん自我に目覚めて
いきます。そして考えます。
特殊な状況に置かれた自分がこれからどう生きて行くか?

あらすじはこんなとこでしょうか。


これは感じる事がありました。

主人公が幼い子供たちに翻弄される場面が多々ありましたが
子育てってこうなんですよね。
しかも当人は思いのままに行動している訳ですから悪意なんて微塵もない。

しかしながら、こんな事の繰り返しの日々ですから親は大変です。
ましてやこの作品では主人公が1人で全てをこなさなくてはなりません。

作中で子供たちが成長していきますが、それでも親にとっては子供は
子供でいくら大きくなろうとかけがえのない宝なんですよね。

まあ、それを子供が認識する必要はないというのが私的な考え方です。
将来大人になってそれを知ってくれればありがたいかなと。
ただそのために親は自分の生きざまを(誇れる)子供に見せ続ける
必要があると思って日々生きているつもりです。

あまりマジメくさいのは苦手なんですが、いろいろ思い出したもんで。

私は父親ですが、「母は強し!」これは本当にそうだよなと、、、。

子供でも大人でもおすすめできる作品だと思いますよ!

投稿 : 2014/12/21
閲覧 : 275
サンキュー:

35

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