「屍鬼[シキ](TVアニメ動画)」

総合得点
78.0
感想・評価
1461
棚に入れた
7830
ランキング
581
★★★★☆ 3.7 (1461)
物語
3.9
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.6

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ネタバレ

たんぽぽの花 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ドラマ性は高いが、理解するには難しい

2クール分に長さで内容的にホラー要素が強く、また1人1人の人間性ドラマ的な物が多い作品です。作品のあらすじ的に説明だけすると、
とある村人口1300人程度の田舎に起こった惨劇、初めは村の地蔵などがこわされ、村の入り口付近の家の変死体が見つかる。それの少し前に山荘(屋敷)が建てられる。そこに違和感を持つ者、憧れを持つ者、だがその山荘の持ち主(住人)こそがこの後村を恐怖に落とす者達だった。
内容は見てお楽しみください。
この作品は原作とTVシリーズでは少し異なった設定があります。
その為矛盾するように、事件などが前後するような事が見られますが、
原作は原作の楽しみ方、アニメはアニメの楽しみ方をしてください。

うんちく~~
土葬は日本では一般に禁止されています。その理由は多々に有りますが
1つは1人を土葬した時に必要とされる土地面積を考えると未来的に無理が生じる。2つめは、疫病の発生などの恐れが有ります。そして腐敗して埋葬地に棺桶分の空洞が出来、その周囲が陥没する危険性がある。と色々な事が問題になり、火葬が一般的な常識になったのですが、火葬前の土葬されたと思われる地を近くを歩く時は気をつける必要は未だにあります。
これは、体験談ですが、私自身の家が古くからある家柄なので、昭和初期まで土葬で1人に1つの墓が有ります。そして、そのお墓があるのが、小さい山に何千と言うお墓が有ります。今の霊園とかではなく、山の空いている場所に各々の墓を寺から譲り受けるのです。私が中学時に、お墓参りにその山に入った時の事です。何回も行っているので、おのずと自分の家のお墓への道は決まってくるのですが、ある日いつもの道にぽっかりと大きな穴が開いていたのです。
それは、木の根がなんとか上の土を載せているだけの様な感じで、完全な穴でした。恐る恐る中を覗くと木片がチラチラと有るだけしたが、結局その穴の事を寺に報告し、埋めて貰いました。話を聞くとやはり土葬の後、上に墓がなかったのは、血筋が途絶えかなり前に無縁になり整理されたいたと言う事がわかりました。時代的に昭和の前の大正の頃の墓後ではないかと言う事でした。もし、自分が知らずに上を通っていて落ちてたらと思うとゾッとしました。その山は今でも水汲み場の周辺を少し掘り返すと、文銭や昔の古銭が良く出てきます。掘ると行っても足で2~3cmでも出る時が有ります。
昔はお墓にお金を置く風習があったそうですが、それをひらいに来る人もいたので、少し穴を掘りそこへ埋めたのが、そういうお金らしいです。
お金は三途の渡り賃のつもりで置いてたらしいです。

投稿 : 2014/12/20
閲覧 : 303
サンキュー:

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