ゅず さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
自分の中の自分を問いかける作品
【一言紹介】
原作がエロゲ、一部分だけど結構エロいシーンもあるので注意。
わかりずらいシナリオ(少し変わったストーリー)なので
長い目で見ること、最後まで見ることをオススメ。
【自分が思ったこと】
最終は正直すごくツマラナイというか、なんだこれ?って感じでした。
話が進むにつれ、考える必要があるけど段々とわかっていって。
ストーリー構成には感動した。
ヒロインの鳳鳴ちゃんがとってもかわいいです♡
自分も人ごとではないし
こんな作品の作り方も出来るんだと
感心したアニメになりました。
エロい部分なければもっと自分もこのアニメを好きになれたと思うし
ほかの人にオススメしずらさもなくなるのに。。
【このアニメの題材(アニメを楽しむうえで↓は見ない方がいいネタバレです)】
{netabare}解離性障害で主人公が入れ替わりストーリーが進んでいく。本当の自分はテレビをみている。客観的に自分のことをみている。
{/netabare}
【ゅずワールド】
{netabare}
私はいろんなことあったけど
自分で変えて、立ち向かってきた
そうゆう自分に誇りをもっていて、
自分の個性が好きだと思い込んで過ごしてきた。
でもそれは
誰かから与えてもらったもので
それは自分自身が本当に好きなの?
と
自分にもう一度聞いてみた。
本当にそれは自分なの?
問いかけてみた。
何かが違う。
与えてもらったもので形成はされてきたけれど、
それは自分が本当に好きなものではない。
問いかけによって。
本当の自分とは?と考えたら
今までのが消えて真っ白になった。
大好きだった
言葉たちの色や形や温度、匂いが
わからなくなって。
感情が停止したような
感覚。
自分がいなくなったような
感覚。
そして
大きな勘違いしていたことに
気付かされた。
自分が前に描いた
九分割統合絵画法
の絵の一部を思い出した。
真ん中に黒猫
上には王冠
左右に白い羽と黒い羽
下には荊
↑はいつも頭の中に浮かぶ自分像
あとは絵本、音楽、あと2つは思い出せない。
猫っていうのは自由になりたいとか甘えたいっていう自分
左右の羽は自分の裏表な感情
荊は自分を取り巻く柵(この間はこれが鎖になって重みが増した)
王冠はこの状態の自分を一番好きだと思う心
絵本はこの絵自体が客観的な物語になっていて、それを自分が見ているってことを表してる。
私は自分を例えたこの絵が
大好きだった。
この絵の自分が大好きで
このままでいたいと
ずっと思っている。
だけどそれは客観的なもので
本質の自分ではない
ってのが今の私の答え。
そういえば
何かの中の中のもの
なんとなく好きなことも思い出した。(テレビの中にテレビが映ってたり、マンガの中でマンガ描いてる主人公とか)
↑この感覚、たぶんあんまり他の人にはわからない気がするw
自分のことは自分が一番知ってるという私の名言も
どれも本質の自分がいて、
そうゆうことを感覚として
もっていたんだなと
今では思う。
やっと繋がった。
私の本質的な自分ってこんなとこにいたんだね。
自分のこともっとよくわかったけど、
この自分をどう取り込んでいくか
全部自分なんだけど、そこまで見えてなかったのは反省。
全部受け入れて、進もう。
{/netabare}