みのさん さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
スーパーウーマン、あかねちゃん!!
個人的満足度:B
一期の方は理解力の乏しい私でもわかった気にさせてくれる、テーマの伝わりやすいお気に入りな作品でした。
そんな期待をして視聴した、この二期は……?
@ 話の本筋自体は十分 @
テーマは一期に引き続き、絶対的システムへの問いかけ。
今回はそれの派生で、人は個人としてだけ評価するのではなく、集団になった時にまた色を変える、別のものになるから気をつけなって感じ。
その過程でシステムは解決のために抱える矛盾をどうするのか?という話も問題になってます。
まあ相変わらずの私の理解力ではこの辺が限界…
@ キャラが…… @
新キャラが総じて、微妙に感じた。
一期での主要キャラの 狡噛 や敵であった 槙島 など、フェードアウトしたキャラたちの代わりに入ってきたのに、まったく魅力が及ばなく感じた。
特に 東金 と 霜月 。
東金 は途中まではミステリアスで物語のキーパーソンになる予感もしてワクワクしていが、思ったより薄っぺらいキャラだった感じ。
霜月 も一期のラストにチラッと登場して、一期のあかね と同じように、もがき苦しみながら、成長しようとする前向きな活躍を期待していました。
しかし、もがき苦しみはしましたがw前向きな活躍をすることはなくイライラさせられるキャラでした…
(でも最後の最後に急に悟った感じになった姿はまた期待感が湧いてきましたので劇場版で勇姿を観たいと想うw)
@ 結果としては一期ほどは楽しめなかった @
多分これ単体で観たら十分面白い作品です。
しかし一期と比べると劣ったかな?というのが正直な所。
一番の要因はキャラの魅力。
新キャラをもっとうまく物語に絡ませて欲しかったし、一期に続いて登場のキャラたちの空気感も否めない。
あかねちゃんは頼りになる 狡噛 がいなくなって、たくましくなったけど、もう少しボロを出してくれても良いような気がしたし、逆に 狡噛 があかね にしてくれたように、もっと上手く 霜月 を導いて欲しいとも思った。
劇場版に期待!