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退会済のユーザー さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
愛するものを、愛を信じて殺せるか。
私にとって2クールのアニメというのは長いので、見始めるのに少し覚悟が必要なんです(笑)途中で気分転換に他のアニメが見たくなるというか・・・(あ、でも2クールでも一気に完走することもありますよ?笑)
なので、1クールで気軽に見れるアニメはないかなー、と思ってあにこれの成分検索で「1クール」と検索をかけたところ、このアニメを見つけた次第ですw要するに、このアニメを見つけたのはあにこれのおかげですね。
「喰霊ー零ー」についてググってみて分かったことなのですが、
この作品は原作「喰霊」の5年前頃~2年前頃が舞台のオリジナルストーリーだったんですね。タイトルの「零」は原作「喰霊」1話の前、ということから付けられたみたいです。原作の主人公である弐村剣輔は最終話のエピローグのみに登場。そして、アニメはそのまま原作のプロローグへと続く終わり方になっているそうです。
アニメがオリジナルストーリーの分、オリジナルキャラも多いのだとか。
一話は本編とはあまり関係のない話で、必要性は賛否両論なのですが、個人的にはあって良かったんじゃないかと・・・
霊が見える人と見えない人の力量の差、カテゴリーAの圧倒的な強さ、青い蝶の存在。これらを伝えるための必要な演出だったと思います。
そして本編はニ話からで、三話から過去の話に入り、十話で二話に戻ってきます。二話で巧妙に伏せられていた事実が十話でいろいと分かっていきます。「あのとき〇〇だったから〇〇だったんだ!」という感覚は今でも忘れられません(笑)二話と十話はほとんど同じ光景を見せられているのですが、感じ方が全然違くて驚きました。それだけ三話から九話でキャラに魅せられていたのでしょう。
また、キャラとキャラとの関係をさらに魅せるためのスパイスとして百合の要素が、それはもう巧妙に練りこまれています(笑)ジャンルはホラー系のアクション?なのですが、それを邪魔することなく、私的には涙を誘う要因にまでなったと思っています。
『愛するものを、愛を信じて殺せるか』のメッセージ性をぜひ感じ取っていただきたいです(笑)
1クールって・・・短いですねw
しかも十二話で原作の主人公登場って・・・続きが気になるに決まってるじゃないですか(笑)
終わり方はとても綺麗だったのでそこに関しては文句はないのですが・・・
結論:このアニメを見ると、原作が買いたくなる。そして、ポッキーが食べたくなります(笑)