ゅず さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
一人がいるだけで世界が変わり、一人いないことによって世界は止まる。そんな恋愛作品
【一言紹介】
君と同じものを感じて、同じものを見て、
君がいるとこの世界は大きく動き
君がいないとこの世界は静まる
そんな物語
【カケルとトウコとグラスリップの伝えたいもの】
{netabare}
カケルとトウコはどう見ても両想いだった。
だけどカケルはトウコと一緒にいることよりも
母と行ってしまった。
それは
好きな人と一緒にいることよりも
母と一緒に過ごすという夢を叶えたかったんじゃないかな?
それに恋愛をするのには幼すぎたとも思える。
それにしても、ストーリーの欠落が多すぎる。
トウコやカケルの見えるもの聴こえるものを散々、伏線にしておいて、
なんにも解決してないのはちょっと(^◇^;)
スッキリできなかったのは私だけではないはず…。
カケルが
この物語に加わることによって
動いた世界であり、
カケルがいなくなったことによって
前より少し変わりつつ、安定した世界になっていく。
ようにも見える
伝えたいことは、
カケルがキーパーソンで誰かが欠けることによっての切なさ、
寂しさを演出したかったんじゃないのかな?
恋愛って
大好きな人がいると世界が色付いて見えるし。
大好きな人とうまくいかないと暗い世界になっていく。
まるで時間が止まるような
そうゆうトウコの想いを表していて、
それが当たり前の孤独なんじゃないのかな?
それにしてもこの考えに辿り着くまでずいぶん時間がかかりました。。
私達も透明になって、目に見えてるものだけじゃなく
作り手の伝えたいものを見つめる、見つける
ことも大切ですね
{/netabare}
【紹介】
私よりわかりやすいレビューや
考察も出てますね。
時間が経ち、グラスリップを考察する人達が多くなり
嬉しく思います。
考察紹介
http://matome.naver.jp/m/odai/2141006607927765901
【時をカケル説】
{netabare}
未来のカケラ、
カケルが未来から来たとしたら。
このアニメの見方も大きく変わる。
過去
父と過ごし
トウコと出会ったがなにもなかった。
↓
未来
アニメ軸にあるカケルとトウコの
想いのカケラを集める。
↓
過去
アニメ軸
未来のカケルがトウコと出会って恋する時間。母と暮らすことを選ぶ。
↓
未来
母と過ごしている時間でトウコとは未来で会う。
カケルがキスするとき恥ずかしがってなかったのは引っかかってて、
この説なら納得いく。
トウコの見えてるものは
カケルが時をかけたときの
想いが伝わってるんじゃないかな?
{/netabare}
ガラスって
いろんな角度から光を受けて
反射して煌めく。
いろんなものに影響され
照らされていて
そのたびに
見えるものが違って見えて
このアニメも更に輝く。
綺麗だけど、壊れやすい。
だけどまた溶かして、解かして
くっつけて、作ればいい。
自由自在、可能性は無限。
いろんな想いを混ぜ合わせて、
温めて、形どって。
君と合わさっていくんだ。
【ゅずワールド】
グラスリップその後
{netabare}
離れてみて気付く気持ちもあるのかもしれない。
恋愛って
相手のことを考えると
嬉しいかったり、楽しかったりもするけれど、
相手を想いすぎると
辛かったり、ぶつかったり、
投げ出したり、気負ったり、
迷ったり、悩んだり
そうゆう風に
相手のこと気にして
好きだからこそ
心を動かすんだ。
大人びて、君に気を使って
僕はぎこちなくって
不器用になってたな
って、そう思ったら
なんだか
あの時の僕たちは
まだまだ子どもっぽくて
なんかちょっぴり笑いたくなった。
そして
もう一度、
君と出会いたいと願い、
君と一緒にいたいと思い、
それが叶った時には
そんなこともあったねって
一緒に笑い合えるような気がするんだ。
{/netabare}