minisaku さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

サブキャラの輝き具合が素晴らしい作品ｗ

主人公・多華宮仄のとある力を巡っての魔女たちの戦いを描いた物語。全12話+OAD1話。
ストーリとしては、ドタバタ劇を模したコメディ作品ですねｗ

基本的には、『仄』の力を巡っての「塔の魔女」と「工房の魔女」の戦いがメインなんですが、
序盤は日常描写も多くドタバタ感のあるコメディで面白かったです。

内容としては、新キャラどんどん投入したりテンポは良いので飽きにくいですし、
ちょっと真面目な展開になっても、ケモミミ団(KMM団)や星組の魔女たちの
小ネタのようなコメディ部分が入るので、気楽に見れましたｗ

世界観や設定に対しての説明が大雑把な上に登場人物も多く、しっかりと理解するのは
難しいですが、主人公が持っている凄い力を色んな魔女たちが狙っていて、ヒロインが
それを身を挺して護っているということだけ理解してれば普通に楽しめると思います。


戦闘面に関しては、魔法や背景などの作画は全体的に綺麗で、3DCGによる市街戦やら
魔女同士でのバトルシーンの描写は派手で迫力もありました。
{netabare}
それから、4話での巨大なクマとウサギのプロレスバトルはやりすぎててちょっと笑ってしまいましたｗ
ってか、どっちの魔女たちも一般人は死なないといっても街破壊するのお構い無しですね...{/netabare}

あと、｢結局アレは何だったの?｣本作で明かされなかった設定の数々。
{netabare}主人公とヒロインの消された過去には何があったのか? エヴァーミリオンっていったい何者？
クロノワールやメデューサの真の目的は? {/netabare}とかも少し気にはなりますが、
まぁこの作品にとってはそれほど重大でもないのかもしれませんねｗ

正直、ツッコミ所が多くて気にしだすとキリがいないのですが、楽しめたので良しとしよう
というのが、自分の正直なトコロですｗｗ