pister さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
闇の部分になってない
最初のウチは面白かったのだけど、回が進むにつれ「あれ?」「あれれ?」という感じに。
殺し屋稼業といいつつ、結局最後は(いや途中から)表舞台に立っちゃってない?
「敵将○○を倒したのは誰だ」ってのは後の世に語られるワケで、そこに名前が出るような真似をしてしまってはアカンちゃう?
隠し通せないでしょ、あれじゃあ。
ナイトレイドはあくまで革命軍の中の暗躍部隊であって、主力部隊であってはならないと思うんだが…。
例えば革命軍側の指導者、ないし旗印を掲げる英雄でも祭り上げて、それが表舞台で活躍できる道作りをするため暗躍するって話ならまだしも、
恐らくワザとなんだろうけど徹底して革命軍そのものの描写は避けてて、もうワケワカメ。
影の部分なら影の部分で、対称となる光の部分(革命軍にとっての)が無いと、どうにも薄っぺらいものに感じてしまう。
というか帝都は兵糧攻めしたら簡単に陥落しそうな気がする。
ついでにモンスターの存在する世界らしいけど、結局それらは帝具の材料って程度の扱いで、国攻めでは何ら使われなかったのも勿体無いような?
(せいぜい巨大エイくらいか)
思い返せばアカメの帝具が手傷を負わせば勝利という一撃必殺のものだったのに、
機械兵やゾンビ兵が出てきてそこら辺が効かなくなって来た辺りから展開がおかしくなっていったような?
キャラが無残に死ぬのは結構だけど、その後ろには飢えに苦しむ民草がそれ以上に酷い屍を曝してるって描写がもっと欲しかった。
でないとどうしても主人公側の義が立たない。
つか武芸大会にノコノコ出るのはどうなんだ…ストーリーの都合でタツミとエスデスを引き合わせるための無理やり感が否めない。
それとどうにも「レベルアップ」や「奥の手」といったセリフが目立ち、ゲーム感覚っぽさが垣間見えるが、これはワザと?
もういっそのことフツーに一話完結モノのハングマンでも続けてた方が良かったような。
帝具の説明もなんかニードレス見てるみたいだったし。
と、なにかと色々突っ込んで否定的な意見ばかりになっちゃったけど、ストーリーはどうでもよくて血がブシュー首がポーンといったグロ描写が好きな人にはオススメ…なのか?
シグルイとかのほうがよっぽどグロかったけど、萌え絵でソフト表現にするとこんな感じなのかね。