karinchaco さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ハーレムものの見本のような作品
ジャンプ原作のアニメ。シャフト制作ですね。
1クール半。全20話という中途半端な話数だったからなのか、ストーリーの構成上無駄と思える回が少なく途中で飽きることもなく完走できました。
主人公の一条楽はハーレムものにありがちな誠実なのに鈍感というテンプレキャラクター。普通ハーレムものの主人公には「うらやましいな」と思える部分がちょっとはあるものなんですが楽の立場にはなりたくないというのが正直なところですね。
むしろ、楽のとる選択肢にあんまり共感できないんですよ。だから、自分だった楽の立場にはなりえないと思います。だから、ほとんど感情移入しない。
逆に女性陣の立場から客観的に見たほうが面白いかもしれませんね。楽に対する想いとかちょっとしたことでの感情のブレとか、どのキャラクター見てもキュンキュンしてしまいますね。
特に私のお気に入りは万里花ですね。登場回は遅かったもののお嬢様っぽさと博多弁のギャップに萌え萌えしてしまいました。それに、千棘や小咲よりも楽へのアプローチが直接的なのも魅力的です。積極的な女性は嫌いじゃないです。
ただ、原作未読なので今後どのような展開なるか知らないのだが、後半に行くに従い風呂敷きを広げすぎた感もありこの春から2期が始まりますが、どのようにおさめるのか興味深いところです。
シャフトの制作ということで演出が独特なこともあり苦手な人も少なくないかもしれません。ただ、個人的にはシャフト演出×学園ハーレムものの組み合わせは悪くないと思いました。