無毒蠍 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
名探偵コナンでお馴染みの青山剛昌が描いたショートストーリーをOVA化した作品です。
小学生のころ観たことがあるのですが懐かしいですね。
もう売っちゃったんですが原作の青山剛昌短編集も持ってました。
内容はショートストーリーが三本収録されていて約一時間ほど。
「ちょっとまってて」
天才高校生の高井豊が二つ年上の彼女に追いつくためにタイムマシンで二年前に飛ぼうとしたら
彼女のほうが二年後に飛んでしまうというお話…はたして豊は彼女をまっててくれるのだろうか?
「さまよえる赤い蝶」
名探偵コナンより江戸川コナン(工藤新一)の父親、工藤優作の若かりし日を描いた外伝的作品。
謎の女性から挑戦状とも受け取れる暗号を聞かされた優作は
その暗号を解いて女性を探し出すことが出来るのだろうか?
「夏のサンタクロース」
彼女に振られた佳祐がひょんなことから自分のテレカと核兵器の作動キーを取り違えてしまい、
振られた彼女に文句を言ってやろうと公衆電話で核兵器を作動させてしまう。
核兵器を作動させる際に圭祐はパスワードを入力したらしいのだが圭祐は何も憶えておらず…
上記の三本が収録されたOVAなんですが「さまよえる赤い蝶」は短かったです。
10分もなかったんじゃないかな?
ノストラダムスネタやポケベルにテレカや公衆電話など時代を感じさせる作品ですね。
「ちょっとまってて」は小学生のころ観た内容をいまだに憶えていたほど印象に残ってました。
セリフの臭さとかに青山剛昌節を感じずにはいられません(笑)
アガサ博士と小五郎がしれっと出演してたり演者がコナンの出演者でかためられてたりと
どうしても名探偵コナンを連想してしまう作風になってます。
脚本がコナンシリーズの人だからでしょうか。
内容的には成人した方が観るとちょっと照れくさいかもしれません。
良くも悪くも時代を感じるので。
【B70点】