たんぽぽの花 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
たぬきって美味しいのだろうか?
現代風には少し違うような感じを受ける作品です。
主人公?下鴨矢三郎は名の通り4人兄弟の三男坊、上に矢一郎、矢二郎、下に矢四郎がいる。そしてこの四人の母親がいるが、実の所この一家は狸です
それぞれが変化し、人間の姿をして人を化かしたりする物達の者、しかし狸だけではなく、この世界には天狗、仙人までいる。しかし化ける力があってもょっとした事で変化がとけしてしまう。狸を好物とする金曜倶楽部、そして伯父にあたる狸一家、色々な者達と戯れ、日々を過ごしていたが、二番目の兄、矢二郎だけは井戸の中で蛙に変化し、元に戻れないでいた。
父の死が原因だと言う事は解かっていたが、父は金曜倶楽部の食材になってしまっていたから、、、、
うんちく~
狸に狐、仙人に天狗、古来日本では有る意味、有名な存在ですね。
狸の話で思い浮かべる物は少ないですが、狐に関しては、今でも狐に抓まれた。とか、良く使われる程です。でも狸の話ではあまり心に残る物は少なく作品的に狸にして正解だったと思います。
狐に関しては中国にも伝説があり、一種の殿堂的な立場が有る感じもします
天狗、仙人もよくよく、日本の歴史的な話にも登場します。それはあたかも実在したかなのように記される事が多く、真実は不明としか言えないとおもいます。居た、発見したとか、報告される事もなく、やはり空想上の者なのかも知れませんが、アニメの中ではそこに天狗おり、仙人がいて、狸もいる
これがアニメの良い所だと私は思います。祖母やお年寄りの昔話を好んで聴く子供も少ないでしょう、そう言う意味ではこの作品の価値は高いと思います。