hikonoir さんの感想・評価
1.6
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 1.5
音楽 : 1.5
キャラ : 1.0
状態:観終わった
まったく面白くない
アニメでも小説でも映画でもいいんだけど、作品と観る人には、ある種の決まり事、約束みたいなものがある。SFなんか、タイムスリップしただの、宇宙人がこんな形してるだの…、ファンタジーだって、呪文とか杖とか、いろいろインチキ設定してくるけど、読んだり観たりするこっち側はそれがバカくさくても、決まり事として受け入れないと鑑賞できないのですんなり妥協するわけです。多少、つっこむ事もしますが、やはり作者の創造性・芸術性を堪能するには設定条件を、まず認識しなければ。
なんといっても幽霊が主人公だけと会話し、触れ合い、涙を流し、その他、物理的になんら実在と変わらないのはなぜ?第三者の目の前で食事させろよ!幽霊も料理するなら、してるとこ他の人に見せろよ!なんで出来上がった料理見せて、「幽霊がつくりました」って、誰も信じないよ!バカか?
もし自分なら、必死に幽霊の存在を証明しようとするし、まず自分のせいで死んだかもしれない、幼馴染みの初恋の幽霊に誤って、自分の気持ちを伝える。普通そういう事しない?なのに最初っから始終不機嫌でなんの行動も起こさない。幻影ならよくあるシーンだけど、その幻影の向こう側の背景が透けてしまうとか、なんか説明してほしい。そんなのインチキだって観てるほうは解ってるけど、そのインチキな説明がないと前に進めないんだよ。
感想書いてるだけで腹立ってきた。
とりあえず最後まで観たけど、ほんと不満が解消されず散々な目にあった。他にも、高校行かないで世界各地を放浪って…。なんで幽霊は自分の両親に会わないの?悲しませるとか言ってるけど、それ全然違うでしょ!なにはともあれお母さん!全人類、人間であれば、まずお母さんでしょ。もうヤダこんなアニメ。