「劇場版 名探偵コナン 異次元の狙撃手(アニメ映画)」

総合得点
65.7
感想・評価
203
棚に入れた
1369
ランキング
3208
★★★★☆ 3.8 (203)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.9

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ネタバレ

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

異次元は言い過ぎ

異次元なんて言葉は、能力バトルなどで使うものだろ。これ絶対タイトル負けするだろうなーと思っていざ視てみると、やっぱりタイトル負けはしていた印象。
世良は言うほど活躍せず、コナンを狙撃から庇って途中退場するので、世良活躍を過度に期待している人は注意が必要。もっとも、主人公を庇ったという点では、かなりのファインプレーとも言えるが。その代わりに、コナンの行動の軽率さには少し引っかかった。
今回の事件の性質上、推理要素としてはトリック云々より事件現場の特定にある。事件現場には規則性があるのだが、二次元で考えたら分からず、三次元で考えると規則性が見えてくる。犯人は狙撃手なので、そういった意味でまず「異次元の狙撃手」なのだろう。ラストのコナンの超絶アクションは良かったし、赤井の狙撃も良かった。多分、赤井の狙撃の上手さが「異次元レベル」ということも、「異次元の狙撃手」のタイトル由来だろう。ダブルミーニングだと思う。ただ個人的には、すごさを表現するのに「異次元」はちょっと合わないと思う。「次元が違う」ならまだ聞く表現だが。どうにもタイトルのインパクトを重視しすぎた感がしっくりこない。予想されて分かり切っていたこととはいえ、アニメやコミックスに先んじて沖矢=赤井をばらしたりしたのもなんかなあと思う。逆に言えば、その辺の柔軟さは、青山先生の良いところでもあるとは思うが。
若干文句が長く見えるかもしれないが、ようはタイトルが大げさすぎたのと、劇場版で先に赤井の正体をばらしてしまった事以外は特に文句がなく、内容的には満足できた。アクションや赤井好きは見る価値あり。逆に世良好きは程々の期待の方がいいだろう。

投稿 : 2015/03/21
閲覧 : 387
サンキュー:

7

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