無毒蠍 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
野原一家オカマ三人と世界を救う珍道中!常に物語が動き続けている終始ドタバタ劇が見所の作品です。
もう説明の必要もないでしょうが毎度のごとく騒動に巻き込まれ世界を救うことになってしまう野原一家のお話です(笑)
考えてみればすごいですよね、
一般家庭のサラリーマン、主婦、幼稚園児、赤ちゃん、犬で世界を救っちゃってるんですから。
もう何回救った事かw
前作のヘンダーランドでは個性的なキャラが多数登場しましたが今回は前作のファンタジー空間から一転。
珠由良族と珠黄泉族とのタマをめぐるお家騒動がシナリオの軸になっており、
話がやや現実的になったぶんキャラの個性は前作のほうが上かもしれません。
まぁ現実的と言っても邪悪な魔神復活とかありえないことはありえないんですがね。
ヘンダーランドでもオカマ魔女が登場しましたがオカマキャラまさかの続投( ゚Д゚)
どんだけオカマ推しやねん!
一人でも濃いのに三人…しかも坊主にヒゲ。
彼らオカマ三人と一緒に助け合い敵の追跡から逃れる展開が物語の大体をしめてました。
なので「暗黒タマタマ大追跡」というタイトルは正しいです。
邪悪な存在を復活させるために必要なタマをひまわりが飲み込んでしまったために
ひまわり(タマ)をめぐって敵と追いかけっこするお話でした。
ヘンダーランドほど際立った部分は見受けられなかったけど
敵だったやつが終盤では味方になってくれたりオカマのアクションシーンだったり
暗黒タマタマ独自の見せ場もちゃんとあったように感じます。
今回も戦うヒロインが登場しますが吹雪丸やトッペマに比べるとキャラが薄いかも?
なんていうか流れでついてきたような感じなので物語に介入しきれてないんですよね。
それとオカマたちのキャラが濃すぎてヒロインが完全にくわれてました。
面白い事は面白いんですがヘンダーランドを基準にすると評価はやや下がるかもしれません。
【B+78点】