たく さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
抽象的で一見アーティスティック
普通のアニメを見るのに飽きて来たので、ちょっとコアなものはないかと探していて
前に一回通り過ぎたこの作品をついに見ました。
まずストーリー。
ネットで見ると色々考察がなされていますが、そんな事はどうでもよくって
ようは作った人たちが何を言いたかったのか。
なんとなくしかわからない。ww
罪、救済、祝福。
自分で罪を認めたらそれは罪人だし、罪が無いと言えば、罪に気づかない自分は罪。
みたいな、感じでグルグルグルグル。
ラッカは助力者が外にいて(鳥。外の世界=現世?天国?にいける唯一の存在。)その誰かに許された?から罪つきじゃなくなったけど(一部自殺者が罪つきっていってるけど、半分あってて半分違うようなきがする)
レキは外に助けを求められず。。
自分で許せず他人に(助力者)許しをこう事ができて、最後列車に巻き込まれなかった(生前は轢かれて死んだのかな?)
死と向き合ったからか、自分を許す事ができたからか、最後は巣立ってく(転生なのか、天国行くのか)
伏線とか設定など、視聴者を完全に置いてく感じは逆に面白いけど、あまりにも置いてかれるのでわりと上級者向きです。
作画は色使いがいっぴつだったと思います。古い感じとか。古くなった壁とか、何に使ってたのかわからないベニヤが寄りかかってる感じとかリアルですよね。
音楽はハープの曲が印象的でした。
クワイアの曲が後半の方から目立ってた気がする。
声優さんはちょっと難ありかもです。
口がまわってないキャラが。
ラッカとヒカリ?だったかな。声質がかぶるんですよね。
で、物語でわからないのは壁の中で仕事始めたラッカでしたが、時々変な声聞こえんのはなんだったのか。
現世とあの世の境かなんかで不安定な場所なのかな?
考えれば考えるほど謎ばかり。
まあ、輪っかと羽があるじてんで死んでる人ってのはわかるんですが。
かなのカラスの話と
レキの永遠の話
話師の罪の話
が印象的でした。
捉え方によっては色々なメッセージが詰まってます。
んで、途中のラッカが鬱過ぎてイライラします。クセっ毛が可愛いから許す。
子供の世界を主軸に置いてるあたり、何か色々な狙いがあるのかも
皆様はどんな事を思いましたか?
ぼくは輪っかの鉄っぽい音が、ナウシカのオームの目の部分を叩いた時の音ばりに良かったなーと思いました。