みけねこ+ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
未来を担保にしたマネーゲーム
◆物語
近未来の日本。密かに混じるミダスマネーによって日本経済は回復しつつあったが、その恩恵は国民に反映されず、不可思議な事件や自殺は次々と起こり、不安な時代が続いていた。
大学生・余賀公麿は、突然現れた金融街の使者・真坂木に「未来を担保に、ご融資させていただきます」と言われ、多額の金を銀行口座に振り込まれる。公麿はその金に何気なく手をつけるが、そこで公麿を待っていたのは金融街にて自身と周りの人々の未来を代償にしたミダスマネーの奪い合い『ディール』を強制される『アントレプレナー』としての道だった。
(コピペ)
●感想
設定・世界観などは面白いなと思いました。
一方で、見終わって怖さを覚えました。
私の杞憂
{netabare} 国民一人当たりの借金が800万円超えてる日本。
国債のランク付けはもはや中国や韓国よりも下。
いつアニメのように円の価値がなくなってもおかしくない。
生活がままならなくなる日が来るのではないかという杞憂{/netabare}
ディールバトルはの経過はおまけ的な要素が強いです。
結果、敗者の未来が失われるというのがストーリー
の肝になってきます。
主人公は対戦相手も含め、できるだけ未来を失わなくて
済むように暗躍します。
しかし、世界に流通したミダスマネーが牙を剥きます。
アントレたちはさらに多くの未来を代償にして今を乗り切るか、
これ以上を未来を失わないようにするかの選択をせばまれます。
いろいろ考えさせられるアニメです。