笙 さんの感想・評価
2.4
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
初代には遠く及びません
まだ第一話しか観ていませんが、初代ガンダムには遠く及ばないと断言できます。
初代ガンダムの連邦軍は、現在からすると信じられない程の高性能となったCAD/CAMを用い、ザクⅡのデータ入手から半年間で試作機一号を作り上げました。
高機動・高出力・重装甲の三拍子、当時としてはとても量産できる代物ではありませんでした。
AGEに於いては、過去の伝説として語り継がれる存在としてガンダムが登場しています。
それがRX-78-2であるかはわかりませんが、過去の活躍によってその実用性は既に証明されているのです。
にも関わらず、設計図を所有するフリットは、CAD/CAMを所有しているであろう大手の兵器会社に開発を委託せず、何年もチンタラ時間を掛けて開発しています。
その間に幾つの命が失われた事やら。
さらに、フリット君は正真正銘単なる民間人です。
人並み外れた才能を持ってはいるようですが、専門の訓練を積んだパイロットでも無ければニュータイプでもありません。
開発者が14歳の少年である事には目をつぶるとしても、搭乗者はド素人のフリットではなく、早々に退場したラーガンでなければおかしいのです。
さらに言うと、テスト段階で実用不可の代物に武器が搭載されているのはおかしいです。
テストの途中に暴発でもしたらどうするんですか、馬鹿野郎。
おまけに敵はモンスター。これでは単なるファンタジーです。オリジナルで立ち上げればいいのに何故ガンダム?
ネームバリューに頼り切っているのでしょうね、これは。
第一話からして嫌な予感しかしません。見るのやめようかな。
2話も見てみたのですが…、酷いですね。
もうコメントする気も起りません。
ビームライフルが削り出し?
しかもテスト無しでぶっつけ使用?
挙句の果てにはビームがコークスクリュー?
もう止めた。これ以上は耐えられません。
今度のガンダムは失敗作だという事がよくわかりました。
制作陣はビームを波動拳やかめはめ波やプリキュアマーブルスクリューと勘違いしているようですね。
光線が回転なんぞするか!視聴者をどこまで馬鹿にする気だ!!
SFはサイエンスフィクション、ファンタジーじゃありません!
曲がりなりにも科学的根拠があり、その原理を説明できなければ成り立たないのです!
しかも「実戦データ収集→装備の強化」は、初代から連綿と繰り返されて来た事であり、「生物の進化」とはなんの関連もありません!ダーウィンに謝れ!!
さらに言えば、15年も交戦してて実戦データの収集もまともにできていなかったんですか?
あの新装備は本来、長年の交戦から収集したデータを元に、事前に準備され、ジェノアス全機に至るまで装備されていて当然のものでしょう!
ガンダムを当て込んで何年も勝てない戦い続けるなんて、軍の研究・開発機関は今の今まで何してたんですか!
怠慢も甚だしい!いい加減にしなさい!!
これ以上見ても悲しくなるだけなので、本当にすっぱり止めます。
ガンダムはこれからどうなるのでしょう?不安で仕方がありません。