退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
あえて芸術的下ネタと呼びたい<修正>
[生徒会役員共]
■日常に潜む下ネタ
日常系アニメ。本作のネタは下ネタonlyでひたすらゴリ押し。テンポの良いギャグと場面の移り変わり、軽快なツッコミは映える。でもね、ここまで下ネタ一本だと飽きてくるんだけど、飽きて苦笑に変わってから不思議な気持ちが芽生えてきた。
゛日常に潜む下ネタ゛の多さ。「破れた、痛い、お世話になっています、でかい、汗等々」ふとした言葉が下ネタに変わってしまう。本作の世界はほとんど女子高に近い学校の、これまた女子3名の生徒会に所属する男子の物語になっているのですが、この学校女子が下ネタを言うことに遠慮がない。よく女子高はそんな感じ(?)と聞きますが、まあバンバンと女子が下ネタを言うわけです。こんな状況を見ていてリアルの会話の中にどれだけ下ネタが混ざっているか、下ネタに出来るかなんて観方をするハメにw
■芸術的下ネタ
視聴前の印象はすごいエロいだったのですが、これが下ネタは凄いんだけどエロくはないと感じた。本作の女子達は遊んでいる子でもなく、ガードが固いorこれからって感じの子で、まるで思春期の衝動で口走ってる感。あとピー音の使い方が秀逸。
例えるなら美術のヌードデッサンのようでいたって勉強の為、みたいな雰囲気があり、未経験のお嬢さんが知ってるか(模倣(デッサン)のように口走る。そんな雰囲気がシュールなもんだからある種芸術的にも見えた。本作はサービスシーン一切排除、トークとしての下ネタ一本勝負であることからあえて芸術と呼びたい(笑)(大袈裟)商業的であれば、いくらでもやりようはあるのに、この潔さ。この作品を作った制作陣がこれを狙っていたのならヤバイと思うでありんす。