ストン さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
中学校以来、長い休止期間を経て、アニメを見るきっかけとなった作品
高校・大学時代~社会人と、
アニメからずっと遠ざかっていました。
ふとしたことからこのアニメを見ることになりました。
単身赴任で暇だったから、っていうのが大きいんだけど。
で、見てみると、一気にハマりました!
まず、OPのInner Universeがカッコ良すぎ。
ロシア語なので、もちろん何言ってるのか全然不明だけど、
リズムとかテンポとか、Origaの声が作品の印象にぴったり!
このアニメはとっつきにくい。という意見も多いのですが、
あまり気にせず一周見てみたら大体理解できると思います。
私も最初見たとき、「?」が頭に残ったまま見続けていたら、
あとのほうで納得し、理解できました。
あまり内容には触れないように書きますが、
これは近未来の警察(公安)のお話で、
基本的には犯罪者を逮捕(抹殺)し、一件落着というものなのですが、
こんな説明では全く説明できない内容です。
(自分の語彙力が・・・><)
ほぼ全ての人が脳をいじって(電脳化)インターネットに常時接続できる環境になり、
ネットを舞台とした電脳戦も繰り広げられます。
また、今でこそ普通のPCにもついているファイヤーウォールですが、
この原作漫画が描かれたときには存在していなかったもので、
それを攻性防壁として確立しているところに先見の明があるな、と感じました。
また、電脳化だけではなく、
身体のパーツについてもサイボーグとして義体化も進んでおり、
主人公の草薙素子はほぼ全身サイボーグです。
そんな主人公が所属するのが公安9課なのですが、
その中のキャラもみんな特徴があり、
一人一人の個性が立っています。
バトウ・トグサ・ボウマ・イシカワ・パズ・サイトー、そして荒巻課長。
私の好きなキャラはサイトーさんなんですが。。。
あと、忘れてはならないこのアニメのマスコットキャラ、タチコマ!
彼(?)らはAIによって制御された小型の多脚戦車です。
彼らとバトウ・素子のやりとりがこのシリアスなアニメの清涼剤となります。
声優に関しては、
もうね、全員が全員はまり役って感じで、
今更ほかの人に代わったら違和感あるでしょ。ってくらいぴったりです。
食わず嫌いの方、ちょっと見て合わないと思った方、
見てみてはどうでしょうか?