agraz19976 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
受験生の頃思い出したわ(´・ω・`)
今回の沙英・ヒロ 卒業編は、前回のハニカム本編に入りきらなかった2話分が収録されたOVA作品となってます。
ストーリーの流れとしては、3年生二人が受験から合格、そして卒業式までを凝縮した内容となってました。
自分は全部見たのはハニカムだけなんですが、知らぬ間に目から汗が;;というぐらい入り込めて今までの視聴歴がなくても感動できる作品だと思います。まあ、本編1期から見た方が感動は数倍でしょうがw
ひだまりスケッチのいいところは、ひだまり荘の皆と同じ視点でそこにいるかのような錯覚に落ちてしまうことですね。
主にゆのっちですが、朝から晩までを毎度のように、同じように冒頭から流してくる手法、まさに”日常”ですね。これを続けると実際にプライベートを眺めているような、それが許される優越感というものが込み上げてきます。これにより、一緒にそこにいるような不思議な感覚に陥ります。
だから、しょうもない一コマでも笑ってしまうし、ゆのっちが感傷に浸ってしまうと同じような気分になるし、沙英さん・ヒロさんが卒業してしまい皆が悲しくて泣いてしまうとこっちまで・・・みたいな連鎖が出来上がってしまうわけです。
日常アニメとよく言われますが、ひだまりスケッチはただの”日常”を通り越した”日常を共有できる”アニメなんじゃないかなと思ったりしてます。
で、ひだまり全体でも1番ハラハラしたんじゃないかと思うのが、ヒロさんの合格発表シーン。もしかしたらと思わせるヒロさんの手応えの不安さがこちらまでドキドキさせられて、もしかして落ちるんじゃねえの?と思わされました。
受験生ってああいうときは落ち着く間や空間が欲しいから、ひだまり荘の皆がいてヒロさんは羨ましいですな。俺なんて(ry
主に卒業というより、ひだまりの作品について触れてみましたが、自分も1期からは飛び飛びでしか見てないので、いつか全話見てひだまりの世界をもっと知りまったりしたいなと思いました。