けみかけ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ufotableは大きな大きな失敗を犯している!それは、第10話があまりに面白すぎるということだー!
改めて!
海外の反応なども含めて、各所大手掲示板などを見て散見される「第10話いらない」の声たち・・・・
「まさかこのアツい展開の中に間を置いてしまうとは・・・」
「本編と直接関係しない話は萎える」
「箸休め回だったな」
「凛ファンのための回だ」
etc,etc・・・
お忘れの方のためにいま一度振り返りましょう!
第10話は『凛の冒険』でした!
上記の一言たち、何気なく言ってしまったそんな方々へ送りたいオイラの気持ち・・・
【正直おまいらなんもわかってねー!!!1話から見直して来いやー!!!(゜д゜)】
幼き日の遠坂凛が、父に憧れ魔術の修行に励む日々、と同時に第四次聖杯戦争の裏で起こった小さな大冒険という一幕を描くこの第10話
確かにこのエピソードが挿入されたことの当初の意図はフィラー(穴埋め)であったかもしれません
終始において緊迫した展開が繰り広げられたこの作品で“箸休め”の役目を負いたのかもしれません
そしてこの第10話が本筋のお話と比べて明らかに不出来であったのなら、オイラも「10話イラネ(゜⊿゜)」とかほざいていたことでしょう
しかし実際のところはどうでしょうか!?
ハイ、この回が一番怖かったですよね
事、この緊迫感漂うバトルアニメ、改め「殺し合い」では、恐怖シーンの演出力が求められます
怖くなかったら、緊張感が無かったら・・・それで全て台無し!
B級ではなくA級のスリルを要求されていた非常にハイレベルな作品であったにも関らず、この第10話はそれに見事に応えましたね!
龍之介のアジトに忍び入る場面など、暗い部屋で一人ぼっちでは見たくないレベル><オオコワッ
全13話のうち、全てが秀逸にスリルを醸し出しているにも関らず、この回の出来栄えたるや尋常ではありませんでした!
そしてそして、それを描ききった上でのキャラクターの魅力を引き出したユーフォースタッフの働きぶりたるや!
メインスタッフは間違いなくロリペd・・・ゴホンゲホン(´д`;)
失礼しまつたw
この回、怖くなかったらダメな上に凛ちゃんが可愛くなかったらもっとダメなのは皆さんならご承知のはず!
既に2話での(可愛ゆぃ)イリヤの描き方に気合が入りすぎていたことがバレバレであったにも関らずwこの回でもその力を余すことなく発揮していましたね!^^bグッ
オイラは同スタッフによる映画『空の境界』を語る際、意外とスルーされがちな『第六章』の出来栄えを例に挙げながら評価することを必ずスタンスとしているのですが、この『らっきょ六章』の良いところがちゃんとゼロにも受け継がれているようで感動いたしました!
同六章で一部キャラデザを担当したアニメタの小笠原篤さんが、この第10話で初めて『演出』で参加していることも今後の動向と共にチェックしておきたいところ!
全話においてオイラ達に素晴らしい「穢れきった奇跡」を見せ続けてくれたフェイト/ゼロとその制作陣たち、殺伐とした聖杯戦争の中で唯一無二の清涼剤だったはずの第10話・・・
それに置いてまさか全力を使ってしまうとは!w
なんか
「本当にこれでいいのか!?ユーフォーさんよぉー!」
と叫びたくなる気持ちもわかる気がしますがwww
「良いものは良い!」
と気持ちを素直に、声を大にして叫ぶべきなんですwいい加減認めましょうw
それこそ、この回が記憶に無い!って方は、この回だけでも見直すべきですお^q^