K-KHMM さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
一文字で表すなら「楽」♪ たまには非生産的時間にようこそ♪
久しぶりに見直したのでレビューを記入。
のんびり温厚で天然ドジっ子の<平沢唯>
人見知りで寂しがりやの臆病者の<秋山澪>
明るく社交的でボーイッシュな<田井中律>
おっとり温厚で好奇心旺盛のお嬢様の<琴吹紬>
後輩なのに真面目でしっかり者の<中野梓>
の4+1人が"音楽を楽しみ、楽な日常を楽な姿勢で楽しむ姿”はやはり癒される。
■概要 {netabare}[ジャンル:理想の日常] [ターゲット:10代] [時間:全12話+2]
<あらすじ>
桜が丘高校に入学した「唯」は部活を決められないでいた。そんな中、軽音部の存在を知り
「軽い音楽って書くから、簡単なことしかやらない(口笛とか)」と思い入部届を出してしまう。
が本来の活動内容を知って自分にはバンドはできないと思い
入部を取り消そう部室に訪れた唯だが澪、律、紬3人の演奏を聴いて心を動かされ入部を決意。
こうして4人は唯の楽器購入を手始めに練習・合宿・学園祭とゼロからの音楽活動を行っていく。{/netabare}
-----
何故、一文字で表すと「楽」なのかと言うと!!
① 「楽」な姿勢。
5人は8割ほのぼのだらだら2割努力の理想的な姿勢で過ごします。
そして2割の努力でだいたいの問題は解決♪
② 「楽」な日常。
5人の日常に大きな問題は無い。
恋愛の悩みや葛藤もほぼない。親との確執も無い。
お金の問題も簡単解決、いざこざがほぼ無いノンストレスな日常♪
③ 音「楽」を「楽」しむ
5人が音楽をゆるく楽しむ姿は、多くの人に憧れや癒しを与えてくれる♪
このように「楽」は描かれているが「喜怒哀」が最低限しか描かれていない為、
アニメに何かを求めている方には合わないだろう。
がやはり人間・・・・
毎日厳しい練習を積み重ね、挫折して何かを勝ち取る喜びや!
人間味のある悩み、恋愛で葛藤して、怒り哀しみを感じる姿や成長していく姿より!
「楽に生きて楽しむ」事を本能的に求めてしまう生き物なのです。
この人の本能にある「楽」を理想的な日常(非日常)を丁度良く描いた
<けいおん!>だからこそ多くの人の心を掴んだのでしょう。
また作画が綺麗で一期は非常にテンポが良いのも高ポイントです♪
生産的な日常も良いが、たまには一息ついて
非生産的な楽な日常を過ごすのも良いのでは♪
*注意点*
日常モノですが、かなりキャラと共に、理想的な世界が描かれているので
2次元の世界に囚われず、3次元の世界には帰ってくる事ができるぐらいに見ましょうね。
あっ!
ちなみに・・・・定番ですが「澪」押しです。あのキャラは卑怯です。
他のキャラも可愛らしくて悩みますが。