なる@甘口評価 さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
これはまた・・・・!
最近ハーレム系のアニメが減り(飽きていたところでちょうどいいです)
進撃や東京グール・・・etcといったわりと「シリアス」なアニメが(ぐろいと言ってしまえばそうである)巷では人気です。
もちろん私も好きです。
その最近のシリアス作品の中ではかなり良いアニメです。
とてもリアルであると感じたからです。
ここでいうリアルは本物とか本当にあったとかそういうニュアンスではなく
(この話がリアルにあるわけが・・・w)
「人間こうなったら変わってしまうのだな」といった感じです。
ここからは本編の話を交えて話しますので見たい方のみお願いします。
{netabare}
現在(2014/11/27)9話まで放送されました。
1話や2話この物語の冒頭からいきなり「寄生生物」について出てきます。
最初からインパクトがあって心をつかまれました。
(主人公も寄生されます)
その後は寄生生物のミギーを受け入れながらも普段の生活をしていきます。
バトルなんかも入って燃えました!
この作品の大きなポイントは
6話か5話あたりで主人公の母親が殺されてしまいます。
しかも、殺された後、寄生されてしまうというものです。
この母親が殺されてしまうというのは某巨人アニメでもありました。
あれを見たときはかなり鳥肌ものでしたよね。
しかしこの寄生獣は母親が殺されそのあと敵になってしまうのです。
そして主人公シンイチは7話?だったかあいまいで申し訳ないですが
シンイチ・・・死にます!!!
しかし右手のミギーちゃんが自ら体内に寄生し傷を修復・・・その他もろもろあってシンイチ・・・復活!!!
その後は「母親の仇」ということで母親の姿をした敵を倒すためだけに奮闘します。その道中で自分と同じ境遇のウダさん?らとあったりシンイチの身体に異変が起きたり(ミニマムミギーが血中に混じる→身体能力上がるなど)
してそれはもう楽しかったです!
そしてついに!母親の姿をした敵が現れます。
その際ミギーにも異変が起きており「眠る・・・」という例のあれがあるのですがいつもならすぐにでも起きれたのがシンイチの身体に寄生した際にミギー自身の何割かを血中に残してきたために4時間というBIGTIME目が絶対に覚めないという欠点が出来てしまったのです!
「ミギーがいないと・・・」
今まではすべてミギーが闘い(時々シンイチ)だったのに今回ばかりはシンイチ一人の力で何とかしなければなりません。
ミギーはなるべく闘いを避けたかったみたいでしたが「これだけでも」といった感じで右手は刃物のままミギー自身は眠りにつきました。
シンイチ自身はなんとしてでも敵討ちをしたいために母親の元へいきました。
そこには間違いなく母親が・・・!
そこで戦うのですが相手はシンイチからミギーの反応がうすいことも察し
油断をしていました。
しかしシンイチはミギーが何割か自分の体内にあるため普通の人間ではない身体能力を発揮し圧倒します。そしてとどめをさそうとしたそのとき・・・
母親のやけどのあとが目に映ります・・・。
さすがのシンイチも心中穏やかではないので動きが止まり相手にスキをつかれてしまいます。そして形勢逆転!とおもったらウダさんが母親の寄生部を切断、死亡しました。
ウダさんは「シンイチ君がトドメをさすべきではない」ととてもいいことをいいます。
ここで敵討ちが終わり一旦落ち着きます。
そして、
シンイチの敵討ちが終わるとシンイチの身体にはさらに異変が
「涙が出ないんだ」
それはかなり深刻なものでした。
私が注目したのはここです。
以前のシンイチは感情的で泣くこともできていました。
それがミギーとの出会いから始まり、母親の姿をした敵から殺される、ミギーが血中へ進入、母親の殺害・寄生・敵討ち、これらの大きな出来事がシンイチを変えたんです。
8話では「犬の形をした肉」といってゴミ箱へ捨てる場面・・・
これは普通は出来ません。
シンイチには一度に大きな出来事が複数起こったために
シンイチ自身ついていけずただただ自分が思うままに行動してしまっている。
こういった主人公の「心の変化」というところがみどころです。
圧倒的です。今まで観てきた作品の中では!
これからさらにどういった変化をしていくのかが楽しみです!
{/netabare}
長くなってしまいましたがこの作品はかなり見ごたえあります!
原作はマンガ?だと思いますが見ていません><
原作を買うか本気で迷っていますが買うと思います!
今回は「心の変化」について焦点をあててみました。