たんぽぽの花 さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
敵にも味方にならない!
第3話でフロンタルと顏を合し話をし、そしてジオンの居住区に、バナージは捕虜の扱いでは無く客人の様に扱われた。ただしネオジオンの居住区の人達も裕福な暮らしとも言えず。ただの兵士の家に招かれた感じで共に食事を取る。そこで、兵士の子供が地球連邦とジオンの事でバナージと少し言いあいする。そのシーンの会話はたぶん見ている人も思った事もあるかもしれません。そしてマリーダと共に教会のような所に行き色々話をする。
バナージは今までのガンダムのパイロットとは違う面はこう言う所にも出てくる。今までは敵が来るから戦う!これがガンダム的な戦闘物語でしたが、
バナージの場合はその敵が連邦かジオンかと間に居る存在で、常に考える事としなければならない事がある。その行為は今までのパイロットに与えられなかった物で、貴重な物だと感じます。
やみくもに何かを敵を決めつけると、戦い続けないと終われない、これはリアルの戦争でも同じ事ですが、互いの事を理解しあい、自分達の事ではなく
子供や奥さん、父や母、友人の事もたくさんの事を考えていかなくてはいけないと思います。いくら優位に戦闘が行えるから戦争を吹っ掛けるような行為はそれ自体が暴力で有る事だと認識しなければいけませんね。
色々な方面でお互いに助け合い同じ地に足を下ろす生き物同士、まずそれを正しく認識しないとまだ大きな戦争になるだけと思うし、それを望む人は死の商人だけで、普通の家庭の人は誰も望みません。こうやって、アニメのコメントにまぎれて戦争の愚かさを人はもっと理解して行く事が大事ですね。