蒼い✨️ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ご注文はパ○ツですか?
アニメーション制作:GONZO
2008年7月 - 9月に放映された全12話のTVアニメ。
原作企画者は島田フミカネ。監督とキャラクターデザインは高村和宏。
【あらすじ/概要】
我々の知る地球と似ているようで、ちょっと違う世界。
古代より「怪異」と呼ばれる正体不明の存在が人類の脅威となっていた。
「怪異」は人間を殺戮するだけでなく、瘴気で生物が住めなくなる環境汚染を行う。
中東地域や中華圏など既に「怪異」に滅ぼされ人が住めなくなった土地が各地に存在。
「怪異」に住む土地を追われ殺されないためにも、
国家間で協力しての「怪異」討伐は、人類の共通認識であり、
人間同士で生命を奪い合う表立っての戦争は、世界史の中では比較的に少ないのだった。
20世紀に入って人類は、異形の敵「ネウロイ」と戦っていた。
「ネウロイ」の姿は航空機や陸上兵器に似ており、これまでの怪異と較べても強大な戦闘力。
通常兵器が通用しない「ネウロイ」に対する人類の対抗手段は、一つしか無かった。
魔女(ウィッチ)
古来より怪異を相手に活躍していたが、
人類が発明した「ストライカーユニット」を装着することにより戦闘能力が飛躍的に向上。
機械化航空歩兵(ストライクウィッチーズ)
世界各国から集められた魔女によって構成され、「ストライカーユニット」を使いこなし戦う部隊である。
高高度を飛行し、防御シールドを展開し、強力な銃火器で攻撃し、「ネウロイ」を殲滅する。
このアニメは、「ネウロイ」の勢力に落ちてしまったヨーロッパ各地を奪還するべく戦う、
「第501統合戦闘航空団」に所属する魔女たちの群像劇。
1944年に扶桑皇国(日本)の女学生からウィッチになった宮藤芳佳が主人公の物語である。
【感想】
魔女とか、ミリタリとか、第二次世界大戦モチーフの世界観とか、ネウロイの謎とか、
このアニメでは色々あるのですが、それらは本当はどうでもよくて、
百合カップリング、股間、おっ○いもふもふを堪能するアニメですね。
芳佳は物語の冒頭から、木の上から降りられなくなった猫を助けるために、
お○りをつきだして手を伸ばしています。カメラアングルは当然…なことになってます。
作中はこんなかんじでサービスカット満載です。ひどいですね、ドン引きですw
監督が「股間督」の愛称で知られる人ですから、致し方なし。
監督が女の子のパ○ツを描きたい病気。でも、常時下半身丸出しをどう説明しよう?
そうだ!パ○ツじゃなくて、ズボンってことにしよう!
ズームイン!当然のことながら、パ○ツを中心としたカメラワークです。
『パ○ツじゃないから恥ずかしくないもん!』
しかし、モンペは存在してて老女は穿いているという矛盾。
建前が崩壊していますね。
上半身は着込んでいるのに風邪をひきそうな下半身に既視感があると思ったら、
昔、週刊少年サンデーで連載していた『神聖モテモテ王国』のファーザーを思い出しました。
あっちはパ○ツ丸出しのおっさんなんじゃよー!ですが、どうでも良し!
かわいさ第一で理屈はどうでもいい。『俺の描きたい絵を描くんだ』
狂った世界感ですが、それが当時のアニメファンに大受けしたのも揺るぎない事実。
一緒にお風呂。下着姿で同衾など。終始そればっかり。
萌え媚びであざといものの、個別エピソードで各キャラを魅力的に描いていて、
シリアスな話もありで、キャラそれぞれに固定ファンをつけることに成功していて、
キャラ萌えアニメとしては面白いです。
ドン引きするようなエピソードも有りで賞賛するのが躊躇われますが。
しかし、総合的に見てストーリーが良いか?といえば疑問。
シリーズを通して「ネウロイ」て何?とか終始投げっぱなしなのが、大きなマイナスですね。
1期では、掘り下げようとの試みが見られたのですが、
それを明かしちゃうとシリーズが終わってしまうからなのでしょうか?
結局は単なる舞台装置としての敵であって、物語や世界観を深めるための役割を果たしていないですね。
終盤にきて、1期のラスボス戦に向けての陰謀とかあるのですが、
パ○ツと比べたら作り手の拘りが感じられないのですよね。
軍事がどうとか、空戦がどうとか、これらも作品の大事な目玉のはずなのですが、本当におまけ程度です。
作るほうがパン○と女の子以外には割りと適当感がありますので、
深読みとか全くせずに、感じるままに愉しめばいい。
合わなければ、さっさと切って他のアニメに移ればいい。
だだ、それだけのアニメ作品でした。
これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。