緑の先駆者 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
12話でのお父さんのセリフ、泣ける
この作品を観始めたきっかけは、花澤香菜さん成分ランキングで上位だったからです。
正直、この髪の長い女の子が主人公で、花澤さんが声やってんのか、と勝手に判断して、観始めました。実際は、全然違くて、後半の半分くらいしか出てこないですよね。その点は、ちょっと残念。
主人公は、高校生の 阿良々木 暦(♂)。ヒロインは同級生の 戦場ヶ原 ひたぎ。
{netabare}
暦くん、見た目が、ゲゲゲの鬼太郎を高校生にしたような感じ。いつも前髪で、左目が隠れている。何かに反応(?)すると、立ってる髪の毛が動くところとかもなんとなく鬼太郎を彷彿させる。もしかして、そのうち、左目から目玉オヤジでも出てくるのか?
物語は、名前の通り、暦を中心に時系列に展開していく。ストーリーは、オムニバス的なつくりで、怪異と呼ばれる妖怪を退治というか、対応していく話。
第一話から飛ばしてくれるヒロインのひたぎがたまらない。いい。あんなにストレートに愛されたい、と思ってしまう。
特に、あの、12話だったか、途中なんだけど最終回?みたいな回のひたぎが、最高にかわいい。ただひたすら、主人公を思う気持ちは、忘れていた何かを思い出させてくれるような、甘酸っぱさ。
人生の先輩的には、女の子があんなこと言ってくれるのは、結婚する直前だけだと思う。
ひたぎは、暦の「かわいいところ。やさしいところ。私が困っているときにはいつも駆けつけてくれる、王子さまみたいなところ」が好きだそうです。
それを受けてなのか、12話でのお父さんのセリフも泣かせる。
「必要な時に、そこに居てくれたという事実は、ただそれだけのことで何にもましてありがたいものだ」
ちょっと残念なのは、途中からひたぎの登場回数が激減するのはがっかり。もっと、あのトークを聞きたかった。
{/netabare}
主人公(♂)の男友達って、一切出てこないんですけど、こういう学園生活って、あり得るのかね。