オキシドール大魔神 さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
第6シリーズにしてようやくメジャー編
多少のオリジナルや肉付けが入り、それが面白い時もあれば、つまらない時もあったり。サーモンズ戦やミッチェル審判のオリジナルは良いが、ソフィア登場を変えたり、ダンストンの話は別にいらなかった。それはともかく、基本的には原作を再現しつつ作画も良いので、おおむね満足できる出来。ただ、NPBはともかく、8年後のワールドシリーズまではやってくれると思っていたので、清水へのプロポーズで終わったのは少しがっかりだった。もっとも、それはそれで区切りが良いし、厳密に言えば最後の2分くらいでワールドシリーズをちょい見せしたが。原作読んでて唐突に8年後になったのはちょっとびっくりしたし、もしかしたら視聴者を困惑させないための配慮もあったのかもしれない。
OPはトライプレインによる心絵のカバー。ロードオブメジャーよりは数段劣るものの、曲自体が名曲なのでやはり良い。そして映像は高レベルだった。サビから盛り上がるのは数あれど、今回は開始数秒でアクセルかかっているのは珍しい。おとさんとの指切りシーンでもう泣きそうになるし、タイトルロゴ直後から吾郎の全力投球、京四郎が打ってショートのロイがダイビングキャッチしてセカンドへスロー。セカンドのロビンソンはダイレクトに右手でキャッチして、ファーストランナーのゲッツー崩しを反転フライングスローで回避して、ファーストのグリーンがキャッチしてアウト。熱い6-4-3のダブルプレー。サビからは衰えたギブソンから、おとさんと重なった吾郎がホームラン級の当たり。ジュニアは苦悩し、今度はホーネッツの面々。ワッツ、マードック、ダンストン、キーン。「わが行方~」からオーナーとホーネッツメンバーやソフィアなどのシーンは、3期のPLAYTHEGAMEで江頭が歩いているのと、1期の心絵で樫本のグラサンに横浜リトルのメンバーが映っていくのを合わせたような感じ。ラストは吾郎の三振祭り。今までのOP映像のいいところを詰め合わせたような作りだった。OPの映像に関しては、歴代で最高かもしれない。EDは微妙。やっぱりザルーズドッグスでないと駄目。例外は1期の二つのEDと、3期前期EDのストライクパーティーと、ザルーズドッグスと森久保と大黒摩季のコラボの雨のち虹色だけ。