熊一郎 さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
あの後、地球圏は・・・
ロボット戦争もの。全51話。
アムロ・レイから始まる宇宙世紀(UC)ガンダムの続編もの。
アムロたちを描いたファーストガンダムはUC0079、本作はUC0153ということは約70年後が舞台です。
あんなに強大だった地球連邦が弱体化した結果、各サイドが好き勝手やり始め、サイド2にもザンスカール帝国が起こり、地球侵攻を開始。ヨーロッパの地方都市カサレリアに住む少年ウッソは、飛行中のパラグライダーがザンスカールのMSに引っかかってしまったことから成り行きでそのMSを奪取し、その後も仲間や憧れの女性を守るためにレジスタンスの1パイロットとして戦争に参加する、というお話。
これまでのガンダム作品のパターンと違う点は、物語が地球から始まることと、主人公を13歳とかなり幼くしたことです。子供を主人公にしたせいか、ストーリーが行き当たりばったりに感じます。
敵陣に乗り込む→つかまる→助けに行く→助け出す→またつかまる・・・
このパターンを延々と繰り返す感じで、途中から退屈になってしまいましたが、最後はそれなりに盛り上げて、収支を合わせてきましたかね。
MSは、これまで重力下ではベースジャバーやドダイに乗って空中戦をやりましたが、本作では腕にプロペラがついていて、それで単独飛行します。逆シャアやユニコーンからの進化の果てがこれに至るとはちと考えにくいのですが。。。あとは、制作陣にバイク好きがいたからなのか、やたらバイクを押します(どうやらスポンサーの意向だった模様)。戦艦が二輪走行して街を押し潰したり、MSも大きな車輪の内側に収まって戦いに出てきたりします。はっきり言って格好良くないですし、いくら文明が進化してもこのスタイルは選ばんだろうと。。。
「ガンダム」とついていたので我慢して最後までみましたが、あまり面白くありませんでした。51話は長かった。完走した自分を褒めてあげたいです(笑