mo - chin さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
江戸時代!犬!やんちゃ娘!切ない!
▽ 物語、キャラ、声優
江戸時代が舞台です。
犬と人から生まれて人間にばけ、人間の心臓?を欲する
伏と呼ばれるものが江戸の都に出現します。
彼らは人間の敵であると、みなされており、徳川から賞金が
出て、民たちは、伏を狩ろうとしています。
しかし、伏たちは、決して人間と傷つけあいたいわけではなく、
どうしても、人間の心臓が食べたくなってしまう衝動と戦いながら
愛する人間、愛されている人間たちとの共存を望みます。
猟を得意とする女の子(一人称はオレ)とある一人の伏が出会い、
お互いの立場を考えると切なくなるお話がはじまります。
物語はこの二人中心だな!というイメージよりは、伏と人間という
大きなものであると思います。
回りのサブキャラたちも、大きなテーマである、
伏の悩みの「生まれてきていいのか」という、生死の部分に
かかわっていたり、描写でかかれいたり、
100分ほどの映画によくまとまってあるなと 感じました。
ヒロインと主人公は個人的にかなりこのみ。
伏の詩乃くんは大好物。
愛したくて愛されたくて、外面的に強くて内面的に孤独で不安定な
男のこ、いいですねwww
かっこいいです。
声優もぴったりすぎて・・・。
神谷さんが悪役ででてきます。けど、最後までみてみると、
神谷さんの役はこうでなくちゃね!ってなりました。
▽ 作画、音楽
作画は文句なしに綺麗です。少女漫画的ではなく、すきです。
背景など、様々なシーンで丁寧さが感じられました。
Charaさんの「蝶々結び」はぴったりすぎて、
見終わってからかなりはまりました。
切ない綺麗な恋愛系、時代物系、妖系が好きな方は
はまると思います。
ちなみにわたしは「蛍火の杜へ」をみて、これをみました。
これにはまったら、次はそちらにww