タマランチ会長 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「アニメは文化だ!」と胸を張って言える作品
何つーか、こちとら仕事で毎日忙しいわけで、それで休日にこのアニメ見てると、忙しい忙しいでこっちまでげんなりしちゃいますわwww
アニメのプロの仕事のこだわりとか、凄みとかは伝わってくるんだけど、スタッフのドタバタや酒飲んで愚痴垂れたりするのは全然面白くない。
上記が14年11月、4話までの評価です。その後、切るべきか切らぬべきか信頼できる筋に相談して、視聴を続けました。
結論は、「切らなくてよかった~~~~。これマジ名作ジャン!でした。スタッフのアニメ愛にあふれています。
最終話、第3飛行少女隊完成打ち上げでの宮森の乾杯のあいさつ「こんなにたくさんの人たちが関わっていとことにあらためて驚き、さらに過去の作品からも影響を受けて、それらにかかわった人たちも含めてさらにたくさんの人がかかわって作品はできている」というのも、本作のアフレコから音響、原作者、作画、CGスタッフなどなど、これまでのアニメ制作の描写がしっかりあったからこそ説得力がありました。まさに「文化」としてのアニメがしっかり描けていました。製作進行という立場の宮森だからこその言葉だと思います。12話までの宮森はただの製作進行、そして13話から製作進行のトップに抜擢されるところろもストーリー展開として王道。
ラストシーン、それぞれ別の道でアニメ製作にかかわっている高校時代の同級生が集まり、もう一度みんなでアニメを作ろうと約束をするシーンは、若い世代のスタッフへの期待や未来を感じさせてくれました。
いや、いいものを観ました。